皆さま、ご機嫌いかがですか?砂山です。
とうとうマイ千秋楽となりました「天は赤い河のほとり」
本日は、ティト・マッティワザ・ネフェルティティを中心にお届けします。(いつも通り)
ティトまとめ
今回大劇場公演で大抜擢の愛海ひかるくん演じるティト。公演が進むにつれてどんどん進化していってました。
割りと初日明けてすぐでも、台詞が聞きやすく上手にしゃべる子だなという印象でした。前の大劇場公演では一言くらいしかセリフなかった子がこんなにいっぱい喋る役もらえることもあるのかと驚きましたね。新公や外箱公演の成果なのかな。
キックリさんや三隊長と話しているときも、舞台では描かれていないけど普段から可愛がられているバックボーンが見えてね。だからこそ処刑されたときの三隊長やキックリさんの反応も際立ってよかった。
処刑の場面は完全にティトが劇場を支配してた。いろんな感情の推移があってホントに素晴らしかった。
ティトがカイルに話しかける言葉尻に、子供特有の無礼さも含みながら、信頼とか憧れとかもしっかりこもっているのを感じました。
こういうことが研5でできるってすごいと思うよ。
以下、あられティトの注目ポイントまとめ
- ぎやあああああ!
大劇場後半から段々笑いがとれるようた…!味をしめたな!いいぞ!もっとやれ! - からの、お目目ごしごしが可愛すぎる。
- からの、カイル様の人工呼吸にドキドキ→でも見たい!→でも見たらアカン!も可愛すぎる。
- なんだか殿下、嬉しそうです!って嬉しそうに言うティトかわいい(キックリさんの「なぁ!」も愛があってよい)
- おてんばユーリで三隊長と一緒に踊るの楽しそう。ミッタンとなんかわちゃわちゃしてるのかわいい
- 祭りでの元気いっぱいダンスがいい。あられちゃんの魅力は私の中では全力ダンスなんだよな。仮面殿下が出てきた時の膝ドラムもよき。
- 皇帝陛下が亡くなったときにどこからともなく鉄砲玉の様に飛び出してくるティト。カイル様のために逃げ道を先導するティト愛おしい。
- ティトが処刑される直前のチョーカーをカイル様の腕に巻いている時の表情が見たい…!カイル様しか知りえない表情…!
- ラストの笑顔がよい。全開の笑顔。
マッティワザまとめ
「愛月はやってくれる男(役)」というのがこのブログの合言葉ですが(いつから)、今回も愛月はやってくれた…!めちゃめちゃかっこよかったマッティワザ!
少ない出番、無理のある展開の中でよくマッティワザをあんなにかっこよく作り上げてくれたなと思います。
ではマッティまとめを。
- プロローグのマッティの中ボス感。
- マラティアの戦いのせり上がり登場。兵たちが旗をあげるタイミング。赤い楔形文字が浮かび上がるタイミング。ピンが当たるタイミング。全て完璧。全てがマッティワザの登場をかっこよく際立たせた。
- ナンバー中、盆が回り兵たちが戦う中ドカドカと歩くマッティ。これぞ将の姿だ…!
- 「威勢のいい女だ。名は。」「ハッハッハッハ!イシュタル…上等だ!!!」かっこよすぎやろ(語彙力)
- タトゥーキアのイヤリングはどうやってマッティの額に留められているのか、最後までわからなかったな…。
- 伝令に来る鷹翔が的確に戦況を説明してくれる。(マッティの話ではなく、こってぃの話)
- 「…ここまでか。」「オリエントをどう扱うのか見せてもらうとな…!」かっこよすぎやろ(語彙
- 次出てくるときは仲間って、全然違和感なくみてるけどな、私は。ウルヒがちゃんと説明してるし。ラムセスに説明させてもよかった様な気はするけど。
- オロンテス河の戦い。あいりくでアイコンタクトとるのが好きでな。
- 「未来への約束」の時の振りがかっこよすぎる。額に剣をかざして解き放つやつ(伝われ)
- カイルとラムセスが話始めて周りがスローになるとこ、マッティは下手花道で2人のエジプト兵と応戦中。
マッティの蹴りが炸裂!ぶっ飛ぶエジプト兵!は絶対見てしまう。完全に入ってるから、あの蹴り。吹っ飛んでるのは誰なんだろう…? - 「将は兵の前で不安な顔をみせるな」かっこよすぎる(語
- 戦いが終わって、イル・バーニにご挨拶して、ユーリに声をかけるんだけど、カイルが戻ってきたときに、ユーリをサッとカイルの方に向かせるマッティまじイケメンす。こわ。かっこいい。
- 最後のナンバーで、マッティは曲中下手の台上でてくるんだけど、そこで見得をきるのもかっこいいけども、イチオシは上手へはける直前の、空を見上げてからのニヤリです。哀愁も感じられていいんですよね、あそこ。
ちょっとまて、まじでマッティ好きすぎんやろ自分。
ネフェルティティまとめ
配役が発表された時、真っ先に「女役をやってみたいって言う方もいるけど、私は全然興味ないです」って言ってたのを思い出したよね。
こんときにあっきーの好感度がガツンと上がったからよく覚えてるわ。
あれから何年経ったか忘れたけど、ついに女役が回ってきて、素晴らしい結果を残すことになるとは…!
今までのあっきーの芝居は、表現したいものはあるんだけど、表現の方法が未熟で、なかなか伝わりづらいところがあった。早口になっちゃう癖もあったしね。
ここ近年で早口は改善されつつあるし、何より伝えたいと思っていることがダイレクトに伝わってくるようになった。
今回の作品であっきーの芝居の本質が確立した様な感じがする。
出番が少ない分背負ってるモノを表現するには時間が無さすぎたけど、その表情、視線、声、全てにおいて成立してた。
贔屓目がすぎるか?いや、割りとマジだせ。
とにかく何が言いたいかってーと、
あっきーお芝居上手になったね!やったー!
ってことですよ。
あとはもう贔屓目すぎるティティ様まとめをご覧下さい。
- プロローグでのマッティの絡みは、ただ見て反応せずにはずしてるだけなんてお茶会で言ってたけど、そんなもんじゃない。マッティのことは覚えてるけど、マッティワザのことは認識できないのがちゃんとわかる。
- ティティ様の娘役コーラスパートは必聴。(マイクついてんのかな)
- マッティとタトゥーキアの場面をセリの中で聞いてるんだよな。なんかわからんけど急に昔のこと思い出しちゃってムムムってなるときあるよね。
- 何回も胸像とティティ様を見比べてみたんだけど、やっぱりティティ様のほうが100倍美しいな。つまり、本物のネフェルティティ陛下も相当美しかったんだろう。
- ラムセス将軍を迎える時のあの冷ややかな笑みが好きです。
- 「ヒッタイトの明けの明星か…!」開眼。
- はけるまで気高い。
- イヤリングの片方をなくしていなくても同じ生き方しかできなかっただろうと自嘲するティティ様の美しさよ。トトメスは一生この人についていくだろうなと思ったね。
- 3重奏はほんとに素晴らしかったな…!ソロもティティ様の人生の壮絶さを感じるソロだったし。もう、あっきーいつの間に…。
まとめ
終わってしまいました「天は赤い河のほとり」。
初日明けてすぐはほんとに不安しかなかったこの作品。正直宝塚ファンじゃない人連れてきて大丈夫なのかとか、自分も何回も通えるだろうかとか。
終わってみれば、原作ファンには3回リピートさせることに成功したし、久しぶりに宝塚観た友人も満足そうに帰って行ったので、よかったっちゃあ良かったのかもしれん。
通えば通うほど生徒の役作りの変化とかにも気づきがいっぱい見えて、それも宝塚の魅力の一つだよなぁと改めて感じました。
東京公演中に東京に行く機会があります…。ということは…どうなりますやら…!
とりあえずライビュ決定したからそれは絶対見ますよ!
それでは!
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