皆さま、ご機嫌いかがですか？砂山（@sunayama373）です。
ご縁あって宙組特別公演『Le Grand Escalier －ル・グラン・エスカリエ－』を観劇することができたので感想をまとめておきます。
正直何から書いていいのかわからないので、いつもみたいに読みやすいブログにする工夫は出来ない気がするんだけど。読みにくかったらごめんなさい。
齋藤先生が宝塚の演出家だった
齋藤先生の作品、めちゃ好きなんです。
先生の個性というか、ワールドというか、世界観というか、あの感じがめちゃ好きなんですけど、今回ほど齋藤先生が「宝塚の演出家」であることがすごく心強く感じたことはないなと。
場面の構成とか選曲されたナンバーから、宝塚のショー作家としての齋藤先生の想いみたいなものを感じて、こちらも胸がいっぱいになりました。
気持ちを言語化するんじゃなくて作品にのせて伝える、ほぼ既存の作品やナンバーを組み合わせてそれが出来るって、ほんとすごい。
すごく丁寧な作品作り
既存作品のナンバーが多かったり、過去作品のリバイバルシーンで構成されている作品であることもあってか、各シーンの作りこみがとても丁寧だなと感じました。
特にききちゃんの歌。どのナンバーもめちゃくちゃ丁寧。
マミさんで育っている私にとってはENDLESS DREAMとシナーマンがまた大劇場で聞けたのはめちゃめちゃうれしかったし、すんげー丁寧に歌ってくれてありがとうききちゃん…！（謎の感謝）
さーちゃんも歌声きれい…！けどパワー系でもあるのね…！パッショネイ！はマジで屋根吹っ飛ぶくらいのパワーがあった。（そーだ、ハイローのKIDAやもんな、そりゃパワーあるよな…！）
ずんちゃんがずんちゃんで、もう本当にありがとう桜木…！
モンマルトルもコルドバも、めちゃめちゃかっこよく決まるけど、サンバで桜木全開になるの、こっちまで笑顔になってしまうのよね。
もえこちゃんのダルレークは、もう本当に想いが熱くて涙が出てきたよ。前から言ってるけど、見るたびにかっこよくなって、もうもえこちゃんって呼べない。
じゅっちゃん、私はじゅっちゃんの表現力が大好きです。
こってぃはやはり蛇が印象的だった。こってぃが妖艶さまで出せるようになったら無敵感さらに増すやん。
ひなこちゃんの銀橋ソロも素晴らしかった…！めちゃめちゃかっこよかった…！
もえこってぃひなこの並びが宙組感強くてとても感動した。
キョロりせなるも若々しい銀橋もうれしかった。
ひろこ、可愛すぎ。
りっつ・まなせ・ましろ・あらしののソロもすんごい聞きごたえ。
おさよ・せつきくんのデュエットもとてもよい。
ゴールデンデイズのアカペラ隊、半端ない。
しなぎくんのカゲソロもすばらしい。
挙げだしたらきりがないくらい。
みんなすごかった。
本当に感動した。
ダメだ、語彙力が。。。
おわりに
正直実際に劇場で観るまではめちゃくちゃ緊張してて。こわくて。
組子のみんなは大丈夫なのかなとか、私は前と同じように宙組を見ることができるのかなとか、やっぱり考えてしまう時もあって。
けど幕が開いて目に映る舞台は紛れもなく「宙組」で。
ほっとしつつも、でも今までと明らかに違うのも感じつつ。
それは私の気持ちの持ちようなのかもしれないし、出演者の意識の違いが放たれているものかもしれないけど、やはり今まで通りではなく。
強く感じたのは、舞台からも客席からも「何もなかったことにはしない」という意思。
それは伝わってきたし、客席からも伝えられていた様に感じた。
再出発、ではなく、受け止めて未来へどう向かっていくか。
パレードで歌われるハイパーステージの歌詞がとても響きました。
