砂山です。
『天は赤い河のほとり』2回目の感想です。
初見よりもスムーズに観れたかな。観る方が慣れたのか演る方が慣れたのか。
でもやっぱりね、プロローグやムルシリ邸のナンバーで曲が一瞬止まる度に無駄にヒヤッとするんだよな。これには早く慣れたい。
さて、初見の方に書けなかったことも含めて綴って行きたいと思います。
マッティの話。
また愛月の話かよって思いました?私もそう思います(笑)
なんで愛月のことこんな気になるんだろう、好きなんかな(←)
本題ですが、マラティアの戦い中で盆が回って剣振り回してるマッティが見てえ来るとこあるんだけど、どっかて見たことあるなぁこの光景と思ってたんです。わかりましたよ、正体が。
三國無双の呂布だわ。
うわ、呂布おるやん、迂回せなってなるやつ。三國無双の呂布ってめっちゃ強いんですよ。すごつよ。絶対戦いたくないもの。それくらいのパワーを愛月マッティから感じます。素晴らしい。
戦い終わりの捨て台詞のニュアンスが変わってて、すげーかっこよくなってた…!初めて観たときは負け犬の遠吠えみたいだったからちょっとマッティぽくないよなぁと思ってたんだよな。負けたのに余裕で帰っていくマッティワザかっこよすぎた。
ザナンザの衣装
ピンクすぎない?えんじのマントはかっこいいのに、宮廷服(?)めっちゃフェアリー。
ザナンザはもちょっとチャラ要素があってもいいんじゃないのかなと思います。今めっちゃいい弟だもんな。原作だとジュダ寄りのザナンザ。これ変わっていくかなぁ。
カイル派閥まとめ
・ルサファのことをなぜかサウフェと名前間違っちゃうのは、たぶんりくちゃんだから。
・ルサファは最後の方だけユーリとちょっと喋ってるんだけど、そんときめっちゃ嬉しそうだから、根底では原作設定イキてるんかなと思うと嬉しい。
・カッシュも途中からウルスラの髪飾り巻いて出てくるあたり、根底では(略
・ミッタムナムワのマキセルイはさすがの仕上げです。ちゃんとミッタムナムワにみえるもの。部下が裏切ってから見せ場ないのは残念だけどなぁ。
・キックリさんが終始美味しい。てか本編キックリ編から始まるし…!双子侍らせて楽しそうだし。てか、双子が積極的でいい。振り回されてるキックリさん可愛すぎる。
・さおのイル・バーニも完成度高いな。かつらデカイの?
王太后ズで泣く
原作はナキアもネフェルティティも悪いやつ過ぎて全然同情できなかったんだけど、せーこ・マギー・あっきーの役作りの賜物で、とっても人間らしい心のある役に仕上がっていると思う。だから最後の3重奏で泣いちゃうんだな。
そういえばプロローグで、マッティとネフェルティティが一瞬同じ舞台に立つことがあって、すぐにネフェルティティははけちゃうんだけど、マッティを一瞬見たような気がするんだよな。表情を変えずにはけたんだけど、それがまた切ないっていうかね。。。
マッティだって認識できなくなっちゃんてんだろうなと思うと、それだけで泣けるわ。
今度はマッティを見てみよう。
原作設定
ナキアの黒い水の設定が完全になくなってるのはもったいないよな。いや、舞台でやるにはムリがあるけど。水に操られたりするのが天は赤い河のほとりの怖さだったり狂気だったりするから、設定が活きないのはもったいないなぁと。いや、むりなんすよ!みぞおち殴ってゲボォってできないからな。いいのだ、これでいい。
おわりに
初見の次の日に2回目を観ましたが、一日たっただけでこんなに変わるか!?いつ稽古したの??くらいの変化がありました。これは公演期間にどんどん変わっていくだろうな。もっと良くなっていくだろうなと期待せざるを得ないですね…!
次回は原作ファンで宝塚歌劇初観劇の知り合いの方をお連れします。さて、どうなりますやら…!
それでは!
初見の感想はこちら
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