宙組オーシャンズ11新人公演の感想!鷹翔千空・夢白あや・優希しおん・亜音有星・風色日向編

宙組オーシャンズ11新人公演の感想

皆さま、ご機嫌いかがですか?砂山(@sunayama373)です。

2019年5月7日、宝塚大劇場で行われた宙組「オーシャンズ11」の新人公演を観劇してきました!

若手が活躍の場を与えられ、研7生ががっちり脇を固めた新人公演だったように思います。

今回は宙組オーシャンズ11新人公演の感想を、

  • 全体の感想
  • 番手役付メンバーについての印象(鷹翔千空、夢白あや、優希しおん、亜音有星、風色日向)

に分けてまとめてみたいと思います。

目次

宙組オーシャンズ11新人公演全体の感想!

全体的な感想としては、「個々はまだ未熟さが垣間見えるが、団体のパワーが凄い」と言った感じでした。

[chat face=”sunayama06.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]よくも悪くも宙組の新人公演って感じでしたね![/chat]

団体のパワーに関しては、もとより宙組の強みだとは思っていましたが、特に幕開きのFATE CITYは、新人公演で人数が少ないとは思えない勢いと迫力に圧倒されました。

また一幕ラストのJackpotのナンバーも本公演さながらのボルテージの上がりっぷりで、改めて宙組の団体力を感じることに。

ダンスはもちろんだけど、やはり熱いのはコーラス。コーラスの宙組

[chat face=”sunayama06.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]出演者が下級生だけになってもコーラスが厚いってすごいことだよね。

普段の本公演中も間違いなくこの下級生たちのコーラスが作品にパワーを与えているんだと思うと胸熱です。[/chat]

では、個々の感想に移ります。

今回はいわゆる番手の役が付いたメンバーをピックアップしたいと思います。

新人公演ダニー・オーシャン:鷹翔千空

圧倒的なスター感が出てきた鷹翔千空。

序盤は台詞の間が悪い時もあったが、その後はテンポよく説得力のある台詞回しが印象的。

ダニーに必要なのは大人の色気はもちろんのこと、仲間を集める説得力だが、それがしっかり表現されて、みんながついていきたくなるダニー像を作り上げていた。

観劇しながら2月にドラマシティで観劇した「群盗」で鷹翔が演じたストーリーテラーの、ストーリーテラーというにはあまりにも台詞に説得力がなかったことが思い出された。

[chat face=”sunayama06.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]歌もダンスも見せ方も上手いけど、こってぃは台詞が課題だな。[/chat]

2月にはそんな事を考えながら観ていたのに、3か月後に圧倒的な存在感と説得力を持ってダニー・オーシャンを演じるとは…!

本公演の感想でも書いたが、今回の公演でめちゃくちゃ垢抜けた鷹翔。一体鷹翔に何があったというのか…!

以前から注目はされていたが、新公主演2回めにして圧倒的なスター感を身に着けた鷹翔。

宙組の新人公演でこれほど圧倒的なスター感を打ち出した生徒はいただろうか…!

[chat face=”sunayama07.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]もう鷹翔のこと「圧倒的」って呼ぶわ。それくらいの衝撃は走った。[/chat]

しかし終演後の挨拶では、考えていただろうご挨拶がぶっ飛んでしまい、あぁそう言えばこってぃまだ研5だったなと現実に帰ってこれた。

舞台上の周りの上級生がハラハラしてました。生徒席の上級生もハラハラして、さっきまで圧倒的鷹翔だったのにその場にいた全員が研5の鷹翔千空を見守ってましたね^^;

[chat face=”sunayama05.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]とにかく本番中のこってぃに関しては素晴らしかったの一点張り!

ちなみにダニーの囚人番号は「0518」(鷹翔の誕生日)になっていました![/chat]

新人公演テス・オーシャン:夢白あや

[chat face=”sunayama06.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]夢白あやのイメージに、大人の女性といった感じはあまりなかったですが大健闘なのでは?[/chat]

見た目は確かに洗練されていて、新しい時代のプリンセスと呼ぶにふさわしい。

技術面としてはまだまだ新人であり、特に歌声は娘役にしては高音が弱くかすれていたのが気になった。

元雪組トップ娘役の白羽ゆりさんのような高貴さは持ち合わせているなと感じます。生粋のお姫様役を見てみたいなと感じた。

[chat face=”sunayama07.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]とにかく細い。[/chat]

新人公演ラスティー・ライアン:優希しおん

優希しおん(きよ)は、今まで新人公演での役作りにおいて「本役さんと違うことをしたい」という想いが強く出ているような印象があり、未熟なうちからそんな事するよりもまず基礎を固めた方がいいのでは?と思っていたが、今回のラスティーはとても役に寄り添った役作りをしているなと感じた。

またダンスに定評のあるきよ、FATE CITYのダニーとデュオになるときのダンスはさすが。お芝居の延長のようにダニーにかける振りは少しぎこちなかったが、ダンスのテクニックや身体能力はピカイチ。

[chat face=”sunayama05.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]踊ると水を得た魚のようになるね。[/chat]

発見したこととしては、きよは舞台上でトラブルに見舞われると、頭の上に汗が飛んでるのが見えるタイプだということ。

オーシャンズ10のナンバー中でタバコを取り出すのだが、もたついたときはきよと一緒に客席もハラハラしてた。

その辺はこれからの経験で慣れてくると思うけど、ラスティーという役ゆえに余計に目立ってしまった。

[chat face=”sunayama05.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]本公演でも上演中にマイク壊れて焦っているのを見たことがあるので、トラブルに見舞われやすい体質なのかな。とにかく落ち着け!落ち着けって![/chat]

新人公演テリー・ベネディクト:亜音有星

不勉強ながら今回の公演で初めて舞台上の亜音有星くん(キョロちゃん)を認識した。

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ビックリするくらいスタイルがよくて、何等身なんだってくらい背が高くてお顔が小さい…!!

スーツの似合い方が半端じゃなかった…!

そんな亜音ベネディクトは、技術や経験からくる未熟さはまだまだあり。それは研3だから仕方ない。しかしベネディクトという人物へのアプローチは的確だったように思う。

紳士的で凄く優しいベネディクトからの、化けの皮が剥がれてきてテスにバレる辺りがとてもよかった。

[chat face=”sunayama06.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]優しい顔と悪い顔、極端に役作りしているのが荒削りながらよかったです。[/chat]

まだ研3。これからの活躍にも期待!

新人公演ライナス・コールドウェル:風色日向

[chat face=”sunayama07.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]芹香ライナスが現れたかと思いましたね。[/chat]

お衣装が芹香斗亜が花組で演じたときのものを使用していたこともあり、長身で華やかな容姿はかつての芹香斗亜を彷彿とさせた。

風色日向のライナスはまさに子供のまま体が大きくなって、捻くれてしまった青年といった感じ。

登場のMr.pickpocketはとても華やかに登場したように見えたが、これは風色の持つ本質的な魅力なのかもしれない。

天は赤い河のほとり本公演で下級生ながら皇子の一人に抜擢されていて、そのときはなぜ??と思っていたが、Mr.pickpocketで風色のスター性みたいなものが見えた。

[chat face=”sunayama06.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]終演後もロビーで「風色さんかっこよかった」という声を2回位聞きました。

あの人混みの中で名前が聞こえてくるって結構すごいことだと思う。[/chat]

本公演の和希そらのライナスをずっと観てるせいか、若いエネルギーがにじみ出ているライナスを観て懐かしさを感じたのは、どちらかというと真風ライナスや芹香ライナスに似た印象だったからだろう。

改めて本公演の和希そらライナスのアプローチの違いを実感することになった。

まとめ

はじめにも書きましたが、個々の力はまだ未熟な点も多かったけど、まとまったときのパワーは半端なかったです。

2幕ものの本公演を1時間半強に短縮した新人公演は、本公演と段取りも違うので少々戸惑っている出演者の姿も垣間見えたけど、それも新人公演の醍醐味かなと思います。

次回は、他のイレブンメンバーや気になった役付生徒さんなどをまとめていきたいと思います^^

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この記事を書いた人

砂山のアバター 砂山 宝塚歌劇愛してる

宝塚ファン歴研20になりました。

観劇の感想や生徒の魅力、宝塚ファン初心者さんがもっと知りたいことなどを、私の知ってる限り発信していきたい!

宝塚について一緒に語ってると楽しいなコイツ!ってところを目指しています…!

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