宝塚星組『柳生忍法帖』の感想!@宝塚大劇場

宝塚星組『柳生忍法帖』の感想!@宝塚大劇場

皆さま、ご機嫌いかがですか?砂山(@sunayama373)です。

今回は星組宝塚大劇場公演『柳生忍法帖』を観劇しましたので、感想をまとめていきたいと思います。

原作未履修・ナウオンや歌劇グラフなども未読で観劇しましたが、お話自体は分かりやすく見やすかった印象でした。

砂山

大野先生の日本物は好きなんだけど、1本物で見たいなぁとは思いました。

目次

忍法帖のイメージが先行していた先入観

柳生十兵衛の話はいろんな漫画や映画になってるけど、どれも見たことない状態で観劇しました。

原作は何となく聞いたことはあって、『バジリスク~甲賀忍法帖~』だったらちょっと知っているくらいのレベル。

バジリスクのイメージでいくと、人間ではない妖怪っぽいキャラもいっぱい出てきたから、今作も妖怪相手に戦うのかな?と思いきや、普通に人間同士の戦のお話だったなと思いました。

でも、なんかだんだん混乱してくるような感じもあり^^;

芦名銅伯(愛月ひかる)はもはや人ではなくなっているのかな?

でも銅伯が人でないなら天海大僧正も人ではなくなるよな??

ん?七本槍って人間なんだっけ???

忍者の話あった????

観劇中も観劇後も、なんか頭の中上手く整理できない現象に陥りました^^;

設定とかそれぞれの登場人物の物語の部分をガッツリ見る時間が欲しかったなぁ…!

砂山

大野先生、バウでやってくれないかなぁ…。

礼真琴のイメージがやっと変わった

まこっちゃん(礼真琴)の、少し浅黒い灼眼の剣士・柳生十兵衛が似合いすぎでした。

ちょっと乱暴な喋り方もいい。

まこっちゃんってどうしても「坊ちゃん」のイメージがあるんですよ…何故なのか…

砂山

(たぶんルーチェのせい@めぐり会いは再び2nd)

でも今回でそのイメージも私の中から払拭された感じがする…!

復讐を誓う女たちに剣や戦略を指南する姿には漢気を感じました。

「さわやかイケメン」から「男前」にイメージが変わったような気がします…!

砂山

でも次回公演は坊ちゃんキャラを植え付けたルーチェが帰ってくるんやんな???

ゆら(舞空瞳)はずっと敵なの?

※ネタバレがあります。

観劇中お話を追いながら、トップさんとトップ娘役さん、いつどこでどんな関係性になんの???ってモヤモヤした気持ちがずっと続いたんですよね。

舞空瞳演じるゆらは芦名銅伯の娘で、ずっと銅伯や七本槍と一緒にいる。

宝塚なので、何かしらトップスター演じる主人公とのやり取りの中で、心の動きがあるんだろうと思っていたのですが…。

ロマンスはある?!ロマンスなくても、このまま敵同士で終わらんよね??どーなんの??って思ってからの超弩級展開が来たので、ちょっと声出た。

「惚れてまうお香」を十兵衛にかがせようとしてミスってぶっ倒れたときに

砂山

これは十兵衛に惚れてまうやつ…!

と思ったのに、のちのち「私に香は効かぬ」と仰るので、ますます混乱しました…!

どうやらツイッターなどの情報によると、十兵衛の台詞に心が動きハッとしているゆらの表情をオペラグラスで確認している方がいるらしいのですが、、、わからんかったな~

舞空瞳さんは安定のかわいさでした。

やっぱりラスボスは愛月ひかる

愛月ひかるの最後の役が人外感あってなんか嬉しかったっす。

自称愛月ひかる見守り隊なので、最後に愛月ひかるにしか出来ないような役で嬉しい限りですね。

やはり愛月ひかるにはラスボスが似合う

回想?で黒髪になって出てきた時はかっこよすぎて涙出た。

砂山

白鷺の城』の安倍保名を思い出した…。

あ、『白鷺の城』も大野作品か…。

愛月ひかる天寿光希の掛け合いがすごかったっすね。

テンポはいいけど張りつめている台詞のやり取り。客席の集中力がこの会話に一極集中するのを感じて鳥肌が立ちました。

登場人物が多くて活躍している人が多い

男役も娘役も大人数口の役があると見所のある役も増えるしいいなと思いました。

ただ役者を知らなければ誰が誰か分からなくなるだろうなというもの同時に思ったり。

実際、生徒さんの名前は詳しく知らない友人と観劇したのですが、誰が誰かわからないと。役名も会話の中で自然に発される程度なので、どのお衣装の方が何役なのか分からなくなったようです。

役が多くて台詞のある生徒さんが多いのはファンとしては嬉しいところですが、お話についていけなくなるのはちょっとモヤモヤしてしまいますね~。

砂山

特に仇討ちシスターズは、もうちょっと人物ごとに見分けがつくようにしてほしかったな。。。

愛月銅伯がラスボスなら、瀬央ゆりあの演じる漆戸虹七郎がエクストラステージのボスって感じで熱かったです。

仇討ちに剣術指南するお話、『婆娑羅の玄孫』も一幕は同じような展開だったので、星組は仇討ものが続くなぁと思ってしまいました^^;

おわりに

今回は星組宝塚大劇場公演『柳生忍法帖』の感想をまとめました。

千秋楽のライブ配信でもう一度観劇予定です。

配信だと多分誰が何の役やっているか等もしっかりわかると思うので、いろいろ補完できそうな気がします…!

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この記事を書いた人

砂山のアバター 砂山 宝塚歌劇愛してる

宝塚ファン歴研20になりました。

観劇の感想や生徒の魅力、宝塚ファン初心者さんがもっと知りたいことなどを、私の知ってる限り発信していきたい!

宝塚について一緒に語ってると楽しいなコイツ!ってところを目指しています…!

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