エルハポン〜イスパニアのサムライ〜新人公演の感想!@宝塚大劇場

エルハポン新人公演の感想!

皆さま、ご機嫌いかがですか?砂山(@sunayama373)です。

今回運良く「エルハポン〜イスパニアのサムライ〜」の新人公演を当日券で観劇することができたので、感想をまとめていきたいと思います。

全体的にレベルが高いと感じる新人公演でした!

目次

エルハポン新人公演の感想!

本公演と比べて演出的な変更はそれほどなく、人数が少なくなっている分ダンスのフォーメーションが変わったりしている程度でした。

集団芝居の部分も本公演同様にセリフが割り振られて、今まで舞台上でセリフを喋ったことがない子にもセリフがあったんじゃないかなと思います。

本公演では実羚淳演じるソテロ神父と水香依千演じるトレド大司教の役が新人公演ではカットになっていましたが、話の大筋自体には特に干渉していなかったのでセリフも変更なく進行していました。

今回の新人公演で99期が新人公演卒業となりますが、やはり最高学年だけあってしっかり公演を引っぱっていた感じがします。めちゃくちゃ頼もしかった!のちほど詳しく感想を書きますね!

では主要なキャストと気になったことをまとめていきます!

新人公演初主演とは思えない風色日向の貫禄!

本公演や小劇場公演では大きな役がついて注目度の高かった風色日向君が初主演!

新人公演ではこれまで番手の役はあれど、めちゃくちゃ大きな役はなかったので、劇団は推しているのか推していないのかどうなんだろう…と思っていましたがついに来ましたね。

とはいえ研4。初主演では早い方だと思います。

流石に本公演などでも役をもらったことがあるだけあって、舞台姿は堂々としたもの。セリフも歌も明快でした。

身長もあるので舞台映えもするし、大型新人って感じでしたね…!

芝居に関しては流石に若さを感じますが、まだ研4なのでこれからもっといろんな役を経験して引き出しを増やして深みを増していってほしいです。

初主演でしたが、いろんな場所で注目度が高いのか既にファンの方がいっぱいいる印象を受けました!

[chat face=”sunayama09.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]ところで愛称は
風の色は何色→何色→ナニーロ
でOK?[/chat]

ミュージカル女優感・花宮沙羅

花宮沙羅ちゃんもナニーロと一緒に初主演!しかも同期でコンビ主演なんて素敵ですね!

『A-motion』でモーニング娘。を歌っていた時から注目してて、『オーシャンズ11』でエトワールも務めているから歌唱力は何の心配もしてなかったんだけど、ミュージカルナンバーを歌うとなったらまた違った印象を受けました。

普通にミュージカルの女優さんのような歌唱だなと。良くも悪くも。

上手いんですよ。めちゃくちゃ上手いし聞きやすい。

でもあまり宝塚では聞かない歌い方だなって思いました。

[chat face=”sunayama06.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]東宝ミュージカルの女優さんみたいだなって。[/chat]

これが今後宝塚の舞台でどう活きてくるのか、また沙羅ちゃん自体がどんな成長をしていくのかがとっても楽しみになりました。

気になる亜音有星

『オーシャンズ11』新人公演でベネディクトを演じたキョロちゃん(亜音有星)が2番手アレハンドロ役に抜擢!

アレハンドロは少し無精な感じがあって、男役の余裕みたいなものが必要な役だけに、研3のキョロちゃんにはちょっと難しかったかなといった感じだが、全然ダメというわけではなく、むしろ伸びしろを感じるところがいっぱいあった。

まだ男役としての喉が出来ていなのか、歌やセリフの声に関しては少しドキドキしてしまうところはあったが、ナンバーの見せ方などは堂々としたものでよく上級生を研究しているのかなと感じさせられた。

しっかり笑いもとれていた。

最後の貴族に戻る戻らないのあたりは、ナニーロにも同じことが言えるが、間で芝居する部分なので、なかなか本公演のように面白くすることは難しそうだったな。

[chat face=”sunayama04.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]ただ、キョロちゃんはめちゃめちゃかっこいい男役になるような気がするんだよね…!今後も注目していきたい若手の一人です…![/chat]

やはりスター感の強い鷹翔千空

センターに立つと圧倒的スター感のある鷹翔千空は、今まで「センターから少しズレると一気に存在感が平均化する」という印象があったんだけど、今回はしっかり役としての存在を物語に乗せてきたなと感じた。

エリアスの「気だるい感じがかっこいい」感はすごくよく出ていて、こってぃエリアスもイイ感じにこじらせていました。

こってぃも新人公演や小劇場作品で主要な役を演じる機会が多く、かなり経験値を貯めて来ている感じがして頼もしいスターになってきましたね。

[chat face=”sunayama04.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]これからまだまだ伸びると思うとめちゃくちゃ楽しみです…![/chat]

脇が固いのが強み!宙組99期〜101期男役

今回脇を固める男役陣が非常に厚かった!

筆頭は西九朗を演じた若翔りつ

安定感の塊でした。研10越えてるかなと思うくらいの貫禄と落ち着き。使節団の幹部としての存在感が強く、治道の兄的人物像をしっかりりっつらしく作り込んでいたという感じ。

[chat face=”sunayama08.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]シンプルにめちゃめちゃカッコよかった![/chat]

ドン・フェルディナンドを演じた希峰かなたも好演。曲者感が素晴らしく、どこまでいってもいやらしく意地汚いフェルディナンドだった。

誰が見ても「嫌な奴」を、新人公演レベルでココまで作り込めるのかという役作りの深さは流石わんたと言わざるを得ないですね。

藤九郎を演じた優希しおんもセリフが安定していて良かった。キヨと言えば舞台上でのトラブルが多発する印象(私が観る回によくトラブっている)があるけど、今回は特に何のトラブルもなくほっとした(笑)

砂山イチオシのあられちゃん(愛海ひかる)は使節団のじっちゃ・内藤さんを演じていたわけだが、もう可愛いじっちゃだなぁ(←)

老け役って始めてくらいの挑戦なんじゃないだろうかと思ったんだけど、表情はしっかり老けてました。どうしてもね、元の顔がかわいいから仕方ない部分はあるけども(←)

本役のまっぷーさん(松風輝)もあまり老け感ないから仕方ないね…!

おわりに

「エルハポン〜イスパニアのサムライ〜」の新人公演の感想を大まかにまとめてみました。

今回は当日券で観劇したので、当日券をゲットする様子も記事にしてみました。参考までに。

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99期のみなさん、新人公演卒業おめでとう!99期メンバーみんな本公演でも通用するスキルがあると思うので、今後の本公演での活躍も楽しみです^^

そして若手の活躍も楽しみ!宙組は102期・103期当たりからスター候補生がゾクゾクと出てくる予感がしますね…!

101期には大物鷹翔もいる!

次からは100期が長ということで、キヨあられのポジションも気になるところです!

[chat face=”sunayama01.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]今後の宙組新人公演にも期待大です^^[/chat]

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この記事を書いた人

砂山のアバター 砂山 宝塚歌劇愛してる

宝塚ファン歴研20になりました。

観劇の感想や生徒の魅力、宝塚ファン初心者さんがもっと知りたいことなどを、私の知ってる限り発信していきたい!

宝塚について一緒に語ってると楽しいなコイツ!ってところを目指しています…!

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