皆さま、ご機嫌いかがですか?砂山(@sunayama373)です。
今回は星組公演『眩耀の谷/Ray』のライブ配信を鑑賞しましたので、感想をまとめていきます。
『眩耀の谷/Ray』は、コロナによる公演中止になる前に、宝塚大劇場で最後に観劇した作品でした。
私が観劇した次の日から公演は中止になり、感染対策を行いつつも再開・中止を繰り返し、なんとか千秋楽までたどり着くことができた作品。
[chat face=”sunayama05.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]この作品の千秋楽は見届けたいなと思いました![/chat]
作品自体の感想は、大劇場観劇時の記事にまとめています。
今回は、宝塚星組『眩耀の谷/Ray』がコロナによる影響で作品がどう変わったのか、ライブ配信で思ったことなどをまとめていきます。
大劇場公演時の感想はこちら▽
『眩耀の谷/Ray』コロナ前後で変わったこと
大劇場公演時に何度も通ったわけではないので、細かい変更点などまではわかりませんが、大きく変わったのは
- 出演者の人数が少なくなった
- 銀橋演出が少なくなった
こんなところでしょうか。
⇒ 感染予防のための更なる取り組み強化について|宝塚歌劇公式HP
出演者の人数が少なくなった
舞台上や舞台裏での密集状態を避けるために、下級生を2班に分けて出演日程を調整することで、一度に舞台上に立つ人数を制限しているそうです。
しかし、ダンスシーンなどを見ている限り、全く人数が減っていると感じられませんでした。
人数が減ったことによる立ち位置の変更などはあったと思いますが、それでも「人が減ったなぁ…」と感じないくらい。
ショーのプロローグなど、おそらく全員出ているだろう場面でも全く人の少なさを感じることはなかったです。
強いて言うならロケットの人数が少ないなと感じたくらい。ロケットは列で魅せる事が多いゆえになかなか多く見えるような工夫は難しそう…!
宝塚の劇場ってよその劇場に比べて間口(舞台の横幅)が広いので、人数が減ることでスカスカに見えるんじゃなかと懸念していましたが、演出や振り付けなど相当工夫されたのだろうなと思います…!
銀橋演出が少なくなった?
コロナ対策による演出の変更で、宝塚特有の舞台機構である銀橋の演出がなくなってしまうのではないか?と思っていたのですが、こちらも気になるほどのものではありませんでしたね。
確かに芝居ではあまり銀橋を使った演出はありませんでしたが、もともと謝先生の作品ですし、そこまで銀橋演出が多くなかったような気もするし…。
ショーで銀橋演出が大幅になくなってしまうのはちょっと悲しいなと思っていたんですが、ショーでも結構しっかり目に銀橋が使われていてちょっとホッとしました。
感染対策的にはどうなんだ?という意見もありそうですが、客席1列目は販売していなのでOKということなのかな。
[chat face=”sunayama06.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]コロナ前後でめちゃくちゃ変わってしまったなと思うことなく見ることができて本当に良かった![/chat]
ライブ配信中に舞台が中断
『眩耀の谷』中で舞台機構のトラブルにより、舞台が一時中断する事態になりました。
【お知らせ】
宝塚歌劇ライブ配信『#眩耀の谷』にて
ただいま舞台上の安全点検が入りましたため配信を中断しております。ご不便をおかけいたしまして申し訳ございません。
映像を再生したまま、再開まで今しばらくお待ちください。— Rakuten TV〈 楽天TV 〉公式 (@rakutentv_japan) September 20, 2020
ライブ配信の配信元である楽天TVのアカウントでも、リアルタイムでお知らせ入れてくれるあたりはとっても親切でありがたいですね!
しかし、映像で舞台トラブルに遭遇する事態になるとは…。
DVDやBR収録だったら間違いなく予備日の映像に差し替わっているか、編集で中断された部分はカットされるでしょうけど、ライブはそのまま流すしかないですもんね。
中断中は客席が映っていましたが、程よく緊張感を残したまま皆さんパンフレットを見たりしていましたね。
私自身は何度か観劇中にトラブルで中断する現場に居合わせたことがありますが、コロナ禍でなくても、舞台中断してるときって結構静かに待ってます^^宝塚ファンのファン民性なのかも。
[chat face=”sunayama09.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]ちなみにお芝居で礼真のおでこが広がってしまったのは、礼真琴さん個人的なトラブルだったそうですw[/chat]
華形ひかるがついに退団
本公演は専科の華形ひかるさんの退団公演ということで、退団発表の際にも「世界の彼氏が退団」とトレンド入り。
正直この状況でちゃんと千秋楽を迎えることができるのか、大階段を降りてご挨拶を聞くことができるのかと心配になることもありましたが、無事千秋楽を迎えられて本当によかった!
[chat face=”sunayama04.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]しかもライブ配信でその姿を見ることもできるって、当日会場に行けなかった世界中の彼女たちにとってもすごく良かったよね…![/chat]
組長が専科へ
そして長らく星組の組長を務めてこられた柚長こと万里柚美組長が翌日付で専科に異動されるとのこと。
[chat face=”sunayama06.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]組長の交代って、トップスターの退団に次いで結構なインパクトがあります。[/chat]
星組はこれからトップコンビも変わり、組長副組長も新たに就任されての本当に新体制になっていくわけですね。
しかもこの状況下、次回作品は再々演とはいえ大作の「ロミオとジュリエット」ですし、大変でしょうけど、若いパワーで頑張って欲しい…!!!
[chat face=”sunayama09.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]そしてロミジュリは見たい…![/chat]
おわりに
今回は宝塚星組『眩耀の谷/Ray』ライブ配信の感想をまとめてみました。
[chat face=”sunayama01.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]宝塚大劇場で初日を迎えてから9ヶ月、本当に長い期間コロナと戦いながらの公演実施お疲れ様でした![/chat]
今回の公演では、宝塚大劇場公演時の「千秋楽だけはなんとかやってみせる」という劇団の熱い想いを感じたり、興行自体を中止にしてしまわないよう様々な策を打って「大千秋楽の幕は必ず下ろす」という信念を感じたりしました。
確かに他の劇団に比べると、阪急がある分体力があるのかもしれませんが、そんな宝塚が信念を持って公演していることは少なからず舞台業界にいい影響を与えているんじゃないかなと思うと、勝手に誇らしくなりますね^^
コロナ前は一つの公演が千秋楽を迎えても、翌日には全国のどこかで必ず宝塚の幕は上がっているという状況でしたが、しばらく宝塚の幕は上がりませんね。
[chat face=”sunayama09.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]次は大劇場の月組さんかな。[/chat]
それでも必ず幕をあげてくれるのが宝塚。
いつまで続くかわからない状況でも、宝塚は必ずどこかで幕が上がるって思えることは、私たちにとってはかなり心の救いになるような気がするのです。
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