皆さま、ご機嫌いかがですか?砂山(@sunayama373)です。
新生星組1発目のショー作品『Ray-星の光線-』の感想をまとめていきたいと思います。
一言で言ってしまうと、スピーディーでダンサブルな宝塚らしいショーで、見ていて気持ちが良かったですね・・・!
公式ダイジェスト映像はこちら↓
『Ray』全体的な感想
礼真琴・舞空瞳トップコンビお披露目1発目のショーがオリジナルっていいね!
最近はお披露目が一本物か再演ショーだったので、今回が久しぶりな感じがする。
実力派コンビのポテンシャルを存分に発揮できるオリジナルショーだったなと言う印象でした。
ダンスに強いトップコンビだからこそガンガン踊らせている感があり、トップコンビだけでなく場面を任されている愛月ひかるや瀬央ゆりあを中心とした場面もかなりダンサブルなものでとっても見ごたえがありました。
それにしてもやっぱり礼真琴はよく踊る…!!!
更に舞空瞳もよく踊る…!!!
若くてガンガン踊るトップスターっていいですね!陽のエネルギーをすごく感じます。
[chat face=”sunayama09.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]ひっとん(舞空瞳)を見るのが初めてに近かったんですけど、めっちゃかわいいな…![/chat]
とにかく映像演出がすごい!
今回の公演では映像がめちゃくちゃ多用されていました。
まず幕開け、緞帳が上がっていつもなら電飾でタイトルが作られているんですけど、そのタイトルも映像…!
しかもめっちゃきれい!
ツイッターなどで開演前の写真などを拝見していたときは普通にいつもの電飾タイトルだと思っていたんですけど、実際に見たら超高解像度の映像だった…!
各場面にも映像演出がふんだんに盛り込まれていたんだけど、一番かっこよかったのは大階段!
[chat face=”sunayama04.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]デュエットダンスのときかな?大階段のLEDとその周りに映し出されている映像がリンクしていてめちゃめちゃかっこよかった![/chat]
ついに宝塚の大階段は映像ともリンクできるようになったのか…!
オーソドックスな中村一徳先生のショー
演出の中村一徳先生の作品の特徴は、
『全員ショー』。
とにかく全員出てきてガンガン踊って、次の場面でもまた全員出てくる!!みたいな、見ているだけでもかなりハードなショーの作りが特徴ですが、今回も例にもれず『全員ショー』でした!
[chat face=”sunayama04.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]やっぱり大劇場の間口いっぱい大人数で踊るとめちゃくちゃ迫力あるんですよね・・・!大好きです![/chat]
あと、中村先生の特徴としては、舞台の電飾がビッカビカ!ってのもあります…!
めちゃくちゃ輝いてやがる…!お衣装も輝いている系のものが多いから、もう何もかもが輝いている!
これが宝塚感を増強していてとてもいいです。テンション上がる。
今回もブライアント先生の場面が!更に気になる振付家も!
中村先生の作品といえばブロードウェイダンサーの「ブライアント先生」の場面があることが多いですが、今回もありました…!
今回はジャンル的にはタンゴの振りでめちゃくちゃかっこよかったのですが、今までブライアント先生が宝塚で振り付けてきたシアターダンス的な感じが全く無かったのが少し意外でしたね…!
さらに中詰の振りが今まで見たことない感じだなぁと思ったので振付家を確認してみたら、西川卓さんという方でした。
西川さんもブライアント先生が教えているブロードウェイダンスセンターで講師をされていて、宝塚でも何度か振付を担当されているようですね…!不勉強でした!
[chat face=”sunayama07.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]動画を拝見したんですけど、この先生、ダンサーとしてもすげぇ…!!![/chat]
専科・華形ひかるの退団
[chat face=”sunayama03.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]みつる(華形ひかる)さん、やめちゃうんだよな。。。[/chat]
そう感じてしまう場面がしっかり用意されていて、組子ではないもののしっかり見せ場があり本当に良かったなと思いました。
専科に移動されてからは、芝居の方ではいわゆる「専科の方」が演じる役を的確に演じてこられて、みつるさんは専科役者として本当にいい仕事をしているといった印象がありましたが、最後の最後で華形ひかるのショースターとしての姿をしっかりと目に焼き付けることができたのは本当に良かった。
やっぱり黒燕尾の後にもう一回中詰が来る!
雪組の「Music Revolution!」のときもそうだったんだけど、黒燕尾終わってからもう一度歌い継ぎが始まって中詰のようなテンションになるのが最近の中村一徳作品の特徴の一つになってきましたね!
テンション上がる!
[chat face=”sunayama09.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]愛ちゃん(愛月ひかる)が黒燕尾からシルバーの燕尾に変わって銀橋に出てきたのが個人的にはめっちゃ嬉しかったですね。[/chat]
あぁ、2番手になったんだなと・・・。
もちろん2番手の羽を背負って大階段降りてくるところも感動したんだけど、至る場面でお衣装にキラキラがついてて、そういうのもじわじわ嬉しかったなぁ。。。
『Ray』中詰での客席降りの配置は?
🌟星組大劇場公演『Ray-星の光線-』客席降り図(2/21更新②)
銀橋下手側追記しました☆礼さんのルートはランダム。センターブロックかサブセンの上下通路のいずれかから舞台へ
☆銀橋上互い違いの配置ですが実際は一列です(天飛さんのサイドが咲城さん都さん) pic.twitter.com/x2DavNGkrh— Mkは100%me (@mk_1655) February 21, 2020
中詰には客席降りもありました。
最近は客席降りにてジェンヌさんとハイタッチできる機会も多かったですが、今回の公演は新型コロナウイルスの流行もあり、ハイタッチは禁止でした。
それでも客席までタカラジェンヌが降りてきてくれて近くで歌って踊ってくれるってやっぱり嬉しくて、客席もみんなマスクしてたけどマスクの下が笑っているのがわかるくらいテンション上がったね。
[chat face=”sunayama01.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]私の座っていたところの近くには柚長様(万里柚美組長)が来てくれました!美しかったし、今回で専科に移動されるのでお近くで拝見できて嬉しかった![/chat]
『Ray』エトワールを務めたのは?
エトワールを務めたのは100期生の桜庭舞ちゃん。
今回のお芝居「眩耀の谷」新人公演で初ヒロインを務めたこともあり、今後ますます活躍が期待されますね!
100期なので、娘役としては遅咲きなのかもしれませんが、雪組から組替えしてきて2年で大きなチャンスを掴むことになったって感じなので頑張って欲しいなぁ…!
おわりに
今回は『Ray-星の光線-』の感想をまとめてみました。
新体制の星組、まこっちゃん(礼真琴)は若くてガンガン踊ってかっこいいし、愛ちゃんは大人の色気をバンバン出すようになっているし、瀬央っち(瀬央ゆりあ)は熱血系でかっこいいし、ひっとんはかわいいしで、なかなか充実した組になるんじゃないかなと思いました!
それにしても、新型コロナウイルスの影響で今回公演期間半ばで中止期間を挟むという超イレギュラーな状態で、私が観劇した2日後から休演期間に入りました。
ハイタッチ禁止・アルコール消毒常設してでもギリギリまで公演し続けた劇団に感謝です。
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