観劇記・感想・作品考察

宝塚歌劇雪組公演「壬生義士伝」の感想!

雪組「壬生義士伝」の感想

皆さま、ご機嫌いかがですか?砂山(@sunayama373)です。

2019年6月2日、宝塚大劇場にて雪組公演「壬生義士伝」を観劇してきました。

砂山
砂山
雪組の日本物、また石田昌也先生の作品と言うことで、個人的にはとても楽しみでした。

今回は雪組公演「壬生義士伝」の感想を、作品やキャストの印象などを含めてまとめていきたいと思います!

 

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雪組公演「壬生義士伝」全体の感想!

石田作品×新撰組というと、望海主演でも上演した「誠の群像」のイメージが強いですが、今回は浅田次郎原作の「壬生義士伝」の舞台化ということもあり、基本は主人公の吉村貫一郎の物語が描かれます。

作品の構成としては、幕末に生きた吉村貫一郎の物語と、幕末を振り返る維新後の鹿鳴館パートが交互に展開されます。

砂山
砂山
最近の石田先生の演出はこのパターンが多いですね…!ファンには不評の様な感じがしますが、舞台や演劇などを観劇慣れしていない層には観やすい構成だと思います。

少し気になるとすれば、場面がぶつ切りになってしまっているところですかね。

回想と鹿鳴館の行き来でも結構な回数の場面変化がありますが、さらに新撰組のエピソードと盛岡に残してきた家族のエピソードが更に場面をブチブチと切って展開するので、とても映画的。

反面、貫一郎が脱藩して旅立つ銀橋でのソロは、本舞台に降る雪が美しく家族を置いて行く切なさと新しい世界への希望が混在していてとても劇的でもありました。

新選組登場の場面は、流石新選組のかっこよさをわかっている石田先生×新選組のかっこよさをわかっている雪組生。圧巻のかっこよさ…!

砂山
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物語序盤から早々に貧困にあえぐ吉村貫一郎の家族のエピソードが涙を誘い、貫一郎の守銭奴ぶりは笑いを起こし、最終的には「おもさげながんす」で泣くんでがんす。

いや、良くできとる…。

 

原作を読んでいないので どんなはしょられ方をしているのか分かりませんが、 物語を初めて見る上では、とても見やすい構成だったなと感じます。

では主要キャストの感想をまとめてみます。

吉村貫一郎:望海風斗

吉村貫一郎はどっちかというとトップスター的な役柄ではなく、新選組の隊士の中でもすごく地味な感じだが、金にガメつい南部弁訛りの田舎者と、剣を抜けば眼光鋭く人を切ることをためらわない剣客の表裏一体の切り替えが素晴らしかった…!

先にも書いたけど、故郷から旅立つときの銀橋ソロが絶品!歌がうまいのはわかってるけど、本舞台の雪と照明もあいまってとても美しい場面で印象に残りました。

あと、これは望海さんに対する感想じゃないんだけど、貫一郎があんだけ一生懸命故郷の家族に仕送りし続けてるのに、しづや子どもたちが全然豊かにならないのはなんでなの??それだけ年貢がきついってこと??日本史しらなさすぎ^^;

しづ:真彩希帆

もしかしたら真彩希帆の歌を聞いたのは初めてだったのかな?というくらいに、歌唱の表現力に度肝を抜かれた…!

上手い上手いと聞いてはいたが、正直今までの作品で印象に残っている歌はなかったのです。(見ている本数が少なすぎるというのもある!)

砂山
砂山
しづが貫一郎を思いながらも力なく歌う銀橋でのソロは、表現力がずば抜けており、歌だけで泣きました…!

いや、、、これほどとは…!なぜ「ひかりふる路」を見なかったのか!(チケットがなかった!)なぜ「ファントム」を見なかったのか!(チケットがなかった!

大野次郎右衛門:彩風咲奈

竹馬の友に対する優しさと国を治める立場に挟まれた葛藤が繊細に表現されていて、正直この人こんなに芝居うまかったかな?と驚きました。

日本物の組で育っているだけあり日本物特有の台詞の抑揚の付け方が素晴らしい。

砂山
砂山
イメージ的にいつまでも「若手」だと思っていたが、2番手になってすっかり「さきちゃん」から「彩風さん」になったんだなと改めて感じました。

土方歳三:彩凪翔

砂山
砂山
翔ちゃんが好きです(何)。

翔ちゃんを語る際は語彙力を失うので大したことが書けなくて申し訳ないが、とにかくかっこいい。

「めんどくせぇめんどくせぇ」と新選組のために歩き回る土方さん、吉村に20両巻き上げられた斎藤さんに20両渡してあげる土方さん、隊士を率いて負け戦の末大阪に向かうと決断を下す土方さん、どれも男気の塊でした。

砂山
砂山
三色団子を手に談笑する土方さん、可愛すぎか。

斎藤一:朝美絢

維新後の斎藤一と言えば漫画「るろうに剣心」で描かれている斎藤一の印象が強く、雪組でも上演している演目なのでイメージが固まってしまっている印象があったが、朝美絢(あーさ)のカミソリのような斉藤一像も物語の中で一段と存在感を放っていました。

特に吉村に対する嫌悪感から、守るものがあることに対する羨望、そして吉村は新選組の良心であったと彼を認めるに至る感情の流れがスムーズで、冷徹でツンツンしている斉藤像の人間らしさを魅力的に表現していたと思います。

砂山
砂山
永久輝せあ演じる沖田総司とのコンビもよく、沖田に「はじめくん」と呼ばれてしまう斎藤一像も私には斬新に感じました。

松本良順:凪七瑠海

維新後のパートのストーリーテラーを担う軍医・松本に専科の凪七瑠海(かちゃ)を配置したことで、雪組生の露出を下げずに、凪七の見せ場もあるという絶妙さを感じました。

かちゃが芝居の上でしっかり専科さんのポジションの仕事をしてるのが、なんとも感慨深いところでもあります。

砂山
砂山
今後どうなっていくのだろうという生徒の一人でもあるので、松本のような専科生が演じてしっかり物語にメリハリを与えるような役どころをかちゃができるようになったのかと思うと、嬉しいやら切ないやらです。

同期であるだいもんとの絡みが舞台上でなかったのは残念ですが、吉村と松本の同じ時代を生きたもの同士と、同期でありながら別々の組でそれぞれ戦ってきた望海と凪七がオーバーラップしました。

芝居巧者が豊富な雪組!

主要キャスト以外にも芝居巧者が多くとても見ごたえのあるお芝居でした。

近藤勇の人情あふれる局長姿を演じたまなはるさん(真那春人)も素晴らしかったし、ずる賢くセコい谷三十郎奏乃はるとさんも流石の役作り。

若手では大野次郎右衛門の息子・千空を演じた綾凰華が、幕末パートの最後に吉村の娘であるみつを守ろうと心に決めた瞬間がはっきりわかったのが素晴らしかった。しっかり維新後パートにつながっていた。

吉村の息子・嘉一郎を演じた彩海せらくんのことは今回始めて観るくらい、名前も存じなかったですが、とても心に響く芝居をするなぁと思いましたね。。。

砂山
砂山
新公主演者なんですね…!今後に期待!!!

まとめ

今回は宝塚大劇場雪組公演「壬生義士伝」の感想をまとめてみました。

雪組を観るのは凱旋門ぶりでしたが、凱旋門は作品が好きすぎるので正直あまり生徒さんを見た気はしなかったのですが、今回の作品は雪組生一人ひとりの熱量が熱くて、とても見ごたえのある作品でした。

日本物ということで、初動の売れ行きはほどほどのようですが、これは「星逢一夜」のように、千秋楽が近づくに連れて芝居が深まり、チケットもバンバン売れるようになるのでは?と思います…!

 

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宝塚ファン歴研20になりました。 観劇の感想や生徒の魅力、宝塚ファン初心者さんがもっと知りたいことなどを、私の知ってる限り発信していきたい! 宝塚について一緒に語ってると楽しいなコイツ!ってところを目指しています…!
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