皆さま、ご機嫌いかがですか?砂山(@sunayama373)です。
今回は花組宝塚大劇場公演『The Fascination(ザ ファシネイション)!-花組誕生100周年 そして未来へ-』の感想をまとめていきたいと思います。
通常公演よりも10分上演時間が長いショーでしたが、全く中だるみを感じないスピーディーかつ感動的なショーでした…!
ファッシネイションめも
— 砂山🎩ヅカライフブログ (@sunayama373) November 23, 2021
緞帳開いてタイトル映像やったから「一徳先生、電飾ほしい…」と思ってたら、幕開いて電飾だらけでホッとした。
後々インタビューや刊行物で真意が明らかになることもあるかもしれませんが、舞台を観ての率直な感想をまとめていきますので、いろいろご容赦くださいm(__)m
花をテーマにした花組生誕100周年にピッタリなショー
今作は花をテーマにした新作場面と過去の花組上演作品の中から再演場面が組み込まれる構成になっています。
新作場面は花をモチーフにしているのが一目でわかる宝塚らしいショーで、各場面の中心スターの存在感も抜群に際立ち、トップスター柚香光はもちろん、薔薇にスーツの水美舞斗・ミモザに白軍服の永久輝せあもめちゃくちゃかっこいい…!
下級生のファンであっても、どの場面にご贔屓が出ていてもめっちゃ嬉しいだろうなと思うような場面ばかりで心の充足感がすごかったですね…!
中詰めはすみれの花をモチーフに、とっても宝塚らしく清々しい気持ちにさえなる展開でした…!
もちろん演出は中村一徳先生演出なので、黒燕尾の後の中詰め2も畳みかけてくる…!
黒燕尾まで行くと観ているこっちは「もう終わる…終わってしまう…」って気持ちになってくるから、もうひと盛り上がりあるのは私は嬉しいです^^
ピアノ・ファンタジィに圧倒される…!
再演場面のメインは「フォーエバー!タカラヅカ」から『ピアノ・ファンタジィ』。
花組100年の歴史の中でも特にダンスの名手としてその名の輝きを失わない大浦みずきさんの名場面。
私は大浦さん時代はリアルタイムではないのですが、とてもノスタルジックな気持ちになり泣きそうになっておりました…!
振付も衣装もほぼ同じなのかな?30年以上前の作品なのに全然古さを感じない、知らないはずなのにどこか懐かしい、そして無条件に心は惹かれる…
なんと言ったらいいのかわからないけど、もう「すごい」としか言いようがない…!(語彙)
小原弘稔先生、すぎょい…。
心の翼はやはり神曲
ファッシネイションめも
— 砂山🎩ヅカライフブログ (@sunayama373) November 23, 2021
いいかげんテンダーグリーン見なあかん
演出家・正塚晴彦先生大好きな私ですが、実は『テンダーグリーン』未履修なのです。
おまえもう正塚好き語るな
さーせん
いや、もう100回くらい録画はしてるんだけどね。
そして心の翼は100万回聞いてる。
500回くらい歌ってる(家で)。
やっぱり大劇場で聞くと心わしづかみにされるな。。。
子供の頃、学校行きたくないなぁって思ってた時期に高橋城先生のベストアルバムに収録されている「心の翼」を聞いて何度も泣いてた時のことを思い出したよ…。生きていることが辛いなんて思いたくはない。
あと花組さんのコーラスがめちゃめちゃ厚くなってて正直驚きましたし、めっちゃ鳥肌だった…!
やっぱ花組さんってダンスのイメージが強くて、個々では歌が上手な方いっぱいいるけどコーラスのパワーはやっぱり宙組が強いよなぁと思ってたんだけど、
心の翼では「全員の声が1点に集中して圧がかかってくる」ような感覚を感じました…!
星風まどかの話して、いい?
星風まどかのこと、ホントに天才だと思ってて、彼女の表現力に何度も何度もひれ伏してきたんだけど、
これまで一度もダンサーだと思ったことなかったのね。
「星風まどかが踊っている」って印象が全然なくて。
いや、そりゃ宙組でもいっぱい踊っていたと思うんだけどね。なんだかあまり印象がなくて。
今回さ、めちゃくちゃ踊ってるのよね、星風まどか。
それにめっちゃ驚いてしまって、びっくりして、可愛すぎて、圧倒的すぎて、泣いた。
特に、ピアノ・ファンタジィで男役さんがはけた後、一人で下手から歩いて出てきてプレパレーション(踊りだしの準備)でピッと止まるじゃん。
圧倒的存在感…!
え、こんな星風まどか見たことないんだけど…!
まじで衝撃でした。
感動した…。
他の場面でもバンバン踊ってて、柚香さんのダンスにもガッチリついていってて、なんかもう・・・
姫、すごいなぁ(泣)
落ち着け
ファッシネイションめも
— 砂山🎩ヅカライフブログ (@sunayama373) November 23, 2021
あんなに踊る星風まどかを見たことなかったし、柚香光にダンスでついていけるのシンプルにスゲーって思った。
初舞台から観てるはずなのに、まだまだ新しい発見がある星風まどか、恐ろしい子
おわりに
今回は花組宝塚大劇場公演『The Fascination(ザ ファシネイション)!-花組誕生100周年 そして未来へ-』の感想をまとめました。
最後ちょっと取り乱してるけど、めっちゃ楽しみました…!
周年ものって劇団の都合演出とか入りがちで、初見さんはちょっと置いてけぼりくらいそうになるけど、今回はそのあたりもソフトな感じでよかったなぁと思います^^
千秋楽の配信も楽しみにしたいと思います!
『元禄バロックロック』の感想はこちら
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