観劇記・感想・作品考察

花組大劇場公演カリスタの海に抱かれて観劇記

花組さん観てきました。
正直行くかどうか微妙なところではありましたが、知人がチケットを用意して下さったこともあり、モンテ・クリスト伯以降石田先生の演出も結構好きになったのでありがたく見させていただくことにしました。
カリスタの海に抱かれては外部の脚本家・大石静氏の書き下ろしということですが、良くも悪くも時代を感じるセリフが多いなw最近では亀梨君のコンテンポラリーダンサーのドラマも脚本されてて、時間があるときちょっと見てたんだけど、どうもセリフが古いというかなんというか…。あと、「そんなことないってぇ~」っていうことがよく起こるイメージw(今日日コンテのダンサーがストリッパーだと蔑まれたりしませんw)
今回に関してはロベルトがカルロのことを本当に信頼したのか、本当に裏切られたと思ったのかが非常に怪しいところでした。これは演じているキキちゃんの課題なのかもしれないけど、キャラクターとして一本筋を通してほしいなと。「え?え?で?どうなん?ロベルト」と思うところが多くてモヤモヤしましたな。
そもそもカリスタ島ってどこや?と思って調べてみたんだけど、コルシカ島のことを古代ギリシアの人たちは一番美しいという意味で「カリスタ」と言っていたみたい。コルシカ島ってナポレオンの出身地だよな?作中でもナポレオンとカルロがお互いの出身の島の話をするところがあった。つまり、この話の中では「コルシカ島」と「カリスタ島」は全く別モノなのかな。
なんか「二人だけの戦場」を思い出した。
あれも独立運動盛んなルコスタにフラン人の士官が赴任してきて、村の人と心を通わせ愛が芽生える話だったな。まぁ話の筋は全然違うか。
お話自体は、カリスタ出身で親がカリスタを裏切り貴族になったカルロが、士官殿になってカリスタに帰ってきて、秘密裏に独立を支援、その中で親友の許嫁であるアリシアと恋に落ちるという、なかなかドラマチックなお話なんだけど、なかなかドラマチックに展開しなかった。。。
カルロは裏切り者コンプレックスから親友の許嫁に手を出さないと決めて革命に従事するんだけど、革命が成功したらやっぱり忘れられないからアリシア連れて出ていきます!って。どーなんそれええええええええええええ!!!私は最後まで観劇マナーをきっちり守って静かに背もたれに背を着けながら見てましたけど、最後の最後に「えー・・・」と声が出てしまいましたよ!ロベルトはロベルトで「裏切られたぁ(怒)」→「お前のおかげで誰も殺さなかったぞ(喜)」→「おれは誰も信じない(無)」と、超忙しいw感情の流れが繋がってないんだよなぁ。。。本の時点で繋がってないのも原因だと思うけど、役者がそれを補完できてないのはなかなかツライ。。。
宝塚にいる以上、どうしても歌とダンスを重要視されてそこばっかり目がいくのはわかるけど、こういう作品が来た場合、「演技が出来てない」「役作りができない」ってなかなかはっきり出てくるなぁ。劇団は歌とダンスの劇団レッスンに加えて、芝居のワークショップもやるべきだよ。。。
みりおちゃんはちょっと軽めの男のような役作りをしていたんだろうか。なんか不自然な軽さが垣間見える青年だったなカルロ。前半だけ妙に見せる軽さは特に一貫されているわけでもなく、この人どういう人?って感じを持ってしまう。革命に参加しても、武器を横流しして、民衆に訓練を付けたけど、その事実だけで民衆の信頼を勝ち取ったというには少し弱い。民衆とのつながりが見えてこそドラマになると思うんだけど、そこは見せてくれなかったんだよなぁ。見せてくれないならせめて役者が補完して芝居をしないと、カルロはロベルトに拮抗する存在にはなりえないと思うのよ。
あぁ、なんか芝居の話ばっかりになってしまうwみりおちゃん自体はカッコよかったですよ!軍服がよく似合う!宝塚らしい佇まいは宝塚を初めて見るにも受け入れられやすいだろうね!
花乃まりあは宙組にいた時よりもキンキン度は抑えられていたけれど、すごい押出しあるんだよなw男役みたいにw別に娘役はこうあるべきとか、そんなことは思わないんだけど、女性ファンの多い宝塚において、感情移入しにくい娘役は不利になっちゃうと思う。頑張れ。
キキちゃん、完璧に2番手なんだね。まだ若いのにすごいね。あと驚いたのは、この人こんなに歌うまかったっけ?ってとこ。エリザでは私が観た時はジュラだったんだけど、「我らは同士」だけだったんだけど、ちょっと声の出し方違うなって思ったけど、今回ガッツリ歌ってるのを聞いてびっくりしました。すごい頑張ったんだろうなぁ。脱帽。あとはやっぱり若い分経験不足か。不足っていうか、経験値がまだ足りてないんだよな。しかしぼかすことなく正2番手とは…!
柚カレーもですよ。正3番手とは…!全体的に出番は少ないもののインパクトを残すナポレオン。しかしあの「だーっはっはっは!」のムリしてる感なんなのwちゃんとやってくれw
いやー花組は1・2・3しっかり固めてきたなぁ。。。すっ飛ばされた上級生は気の毒だけども。。。
あきらさんはまだグイグイきてたけどw
Pちゃんが自分の役をしっかり把握して表現している感じがあって好感度上がりました。(別に今まで低かったわけではない。むしろ好きです。)
美穂圭子さん無敵か。この人まだ上手くなるんか!すごいなおい!ありがとうございます!
ショー「宝塚幻想曲」はミスタースウィングぶりのいなばん。いなばんも構成術が固まってきたのかなって感じ。花組がよく合うのかな?やりたいことやってんなぁw
スポーツ場面は絶対いれたいんだろうかwバスケは花組ではカクテルでもやってるしリスク高いのにwスポーツは舞台にするのホント難しいよなー下手すりゃただの茶番になる。いなばんショーの位置づけ的には茶番になってもいいんだろうな。ちょっとほっこりタイムというか。
大階段の「桜」はなんだかOSKみたいだった。別にどっちがいいとかじゃなくてね。なにがそう思う原因だったんだろうなと思って考えたんだが、よくわからない。愛の要素かなぁとも思ったんだけど、4組のデュエットとかもあったしなぁ・・・。いや、デュエットと言うよりはペアダンスとして見えちゃったんだろうか。。。
見てる時には割りと楽しく見てたんだけども、あとから思い出そうとしてもなかなか思い出せないなぁ。。。紫スーツはみんなカッコ良かった!
なんか、なんだろうな、消化不良な感じ。。。

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砂山
砂山
宝塚ファン歴研20になりました。 観劇の感想や生徒の魅力、宝塚ファン初心者さんがもっと知りたいことなどを、私の知ってる限り発信していきたい! 宝塚について一緒に語ってると楽しいなコイツ!ってところを目指しています…!
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