観劇記・感想・作品考察

宙組バウホール公演SANCTUARY観劇記

SANCTUARY観劇記

台風直撃の日ぶりにムラへ行ってきました!
愛ちゃんの初主演「SANCTUARY」であります!
ムラはエリザ客でごった返しておりますなぁ。当日券も完売。さすが。
さて「SANCTUARY」。なんの予備知識もなく見ました。「王妃マルゴ」の映画も見たことなかったしね。

SANCTUARY」どんな話?

簡単に言うとプロテスタントとカトリックの戦い。

そもそもプロテスタントとカトリックってどう違うのよ?って方いっぱいおられると思います。

同じキリスト教だけども、
カトリックの信仰は神>教会(ローマ法王)>聖書

プロテスタントの信仰は神>聖書>教会(に集う人々)
なんだって!

カトリックのローマ法王はイエスの12弟子の1人ペテロの許可を受けて教会を建てたらしく、その権威を以後ずっと持ってるんだって。

ローマ法王の仲介を受けて神に許しを乞うみたいな。その法王を中心に独自に取り決めとかを作っていくんだけど、その中には聖書で禁じられてることもあるんだって。

で、「それ聖書にやめとけってかいてるやんかー!」って宗教革命を起こした人たちがプロテスタントとして聖書信仰になったみたい。

聖書を理解することで神を理解すると。(かなり要約すみません)

カトリックは団体、プロテスタントは個人って感じなのかな。

まぁその2つの対立で、愛ちゃん扮するアンリはプロテスタントのナヴァール家。政略結婚させられるゆうり扮する王妃マルゴはカトリックのヴァロア家。

ちょっと恐れてたのは、見てるうちに「あれ?この人カトリックやっけ?プロテスタントやっけ?」ってならないかなーと^^;もうそんなことになったら全然話に集中できないからね!でも心配することもなく、すんなりと宗教関係は入ってきました。

砂山
砂山
なんでだろうね、別に色分けされてたわけでもないのに。よく出来てるなぁ。

主演・愛月ひかる

公演の度に書くけど、愛ちゃんはほんとに毎回伸び代を感じさせてくれる生徒さんだなと。

今回それを強く感じたのが公演プログラム1~2ページの見開きスチール。

写真だけど確実にアンリの身体になってる。それも1幕のラストの状況なんだとわかるくらいに身体も表情も成立している。素晴らしいね。マント捌きもいい。てるちゃんのマント捌きをずっとみていたからだろうか。トップの姿って受け継がれていくんだなぁと感じた。

砂山
砂山
いやーあの写真、発売すりゃいいのに。裏表紙もいい。後ろ姿だけど「うおおおおおおおおお!!!!」って苦悩の声が聞こえてくるね。

愛ちゃんほんとに貪欲なんだろうなぁ。ファンの方たちは嬉しいだろうね、こんだけ応援している生徒の成長を実感できると。

お芝居自体もよかったよ。全然心配してなかったけどね。キスの色気は異常でした…!ぐいぐいいった後のリップ音とか…!!!

砂山
砂山
愛ちゃんどこでそんな技覚えたんや…!

歌はちょっとこもりがちでまだまだ課題は残るんだろうけど、これからもガンガンいってくれると信じている…!

ヒロイン・伶美うらら

ゆうりのマルゴは流石の美貌。ウェーブかかった髪をおろしているのがなんとも妖艶

砂山
砂山
まわりとの関係性も身体の変化で表現できるようになったなとウルッとした(親心乙)。

家族なのに許してない身体、アンリと向き合うこわばってる身体、シャルロットといるときの自然体な身体、すべてマルゴとして成立していることで観客はすっと物語に入っていくことが出来るんだよなー。

お歌はね、頑張って!って感じですよ。つか早口ソングは正直酷かと。。。

逆に台詞として歌うような感じだと思うんだけど、やはり音がある以上はある程度とれてないと気になるわな^^;でも歌声に表情つくようにはなってきてると思う。声量も成果はみうけられる。さらに地道に頑張ってもらいたいな。

舞台の印象

今回は2番手不在ってこともあってか、上級生下級生共芝居ウマが集められた感じ。

作品自体がミュージカルと言うよりはお芝居に近いしね。ダンスシーンも大してなく、ナンバーも少なかったし。

砂山
砂山
立ち回りは綺麗かつ迫力もあってよかったなぁ。

サーベルものって、特に下級生って、こう、寸止めで振りっぽくやってるイメージが強いんだけど、今回のは確かに振りが付いてるのはわかるんだけど、サーベル振り切るしガチガチあたるし、振りって言うよりは型がついたのかなって感じで臨場感あった。立ち回りで興醒めしてしまうことってありがちだし、こういうの大事よね。

熱い主な出演者たち

久しぶりのかっこいいりんきらでました!いやーコミカルな役どころ続いてたからかっこいいの来い!と思ってたら、かっこよかったっすなぁー!

砂山
砂山
ギーズ公キレてたなぁー!あんなのに追いかけ回されたら確実に死ぬよ?

プロテスタントじゃなくてもな!狂信的な信仰、狂気的なプロテスタントに対する憎悪が激しいけど、根底にマルゴへの愛がずーっと感じられるから故の、最期をマルゴの腕の中で迎える時はちょっと泣きそうになった。

ミシェルとの関係も出番の割にしっかり観客に印象付けてくる。遥羽ららちゃんとの相性がよかったのかな!

せーこのカトリーヌ母后、まじ母后だった…!いつもラスボス感のあるせーこだけど、今回のラスボス感もすばらしい!お化粧もいつもの感じとは違い老け役に徹したね。

長になったんだなぁとじみじみ思った。最後は涙なしには見れんかったよ私は。やっぱせーこうまいわ…!

まっぷー安定のおじさま。(全部太字)

別箱になると役付きがよくなる春瀬くん。今回も美味しい役どころでした。

春瀬くん、美月くん星月くんに関してはそろそろ何かインパクトの様なものを期待してしまうな。よくやってたし、お芝居自体矛盾なくやってたと思うけど、俳優としてのインパクトがほしいなぁ。。。

特に春瀬くんはもっと出来たんじゃないかなと思わざるを得ない。カトリーヌが政治に介入してくる強い母から子を持つ一人の母親に移り変わっていくのに乗じてアンジュー公のマザコンボンボンから冷徹な王子へのクロスフェードをもっと効かせて欲しかった。そうすることで母と子のそれぞれのラストがもっと際立つだろうになぁと。

キャノンの調香師の怪しいおばあさんぷりもよかったね。ちょっとわかんなかったのは、結局ただの調香師やんね?ってところ。黒幕的な要素なかったよね?毒作ったりしてたけど、それもアンジュー公が作らせたやつだし…うーん、お話の中であのばあさんが担っているのは何だったんだろうか。2・3回みたらわかるのかなぁ。。。なんか、エッセンスになってるのはわかるんだけど、何に効いてるのかわからん感じがもどかしい。

七生くんのオルトンもよかったね!てか、やっと目立った役ついたんじゃね?おめでとう!でっかい少年だったけど!

七生くん、芝居はあんまり上手じゃないって聞いてたけど、全然イケるじゃん!むしろよかったよ!びっくりしたよ!本公演の方でも新公でもそろそろ上がってほしいねー。

お芝居の全体的な感想

お話的に全然退屈することもなく、すごく集中力の奪われるお芝居だった。

砂山
砂山
いかんせん暗いんだよなぁ。照明もくらい。

ヴィクトリアンジャズはすっごい明るい作品だったらしいからあえてそうしているんだろうし、バウだし演出家もやりたいことやってくれていいんだけど・・・暗い!

でも光が遮られてると集中力増すのも確かなんだよなぁ。

ガッツリお芝居書きたかったんだろうなという感じもする。

たしか田淵先生の採用された年付近って芝居書ける人中心に採用したとかっていう話を聞いたことがあるんだよね。

大介サイトー両先生はガッツリショー作家になる感じだったし、当時はオギーもほぼショー作家だったし、川上さんは実家に戻ったし。

だからと言っちゃなんだが、野口先生・上田先生・田淵先生には是非宝塚でも良質なお芝居を作ってもらいたい。

生徒の演技力向上もお願いします!お芝居のレッスンがなくなってしまった以上現場の演出家も多少演技指導入れないとうまくならないもんな。

あの愛ちゃんとりんきらとのチュウは一体何だったんだ?「邪教徒の汚れた口づけくらえ!」的な奴だったのかなぁ。あれは狙いすぎててちょっとな・・・。

楽曲が全部斉藤恒芳先生だったのが個人的にホームランです。

砂山
砂山
しかも私の好きなファフナーっぽいやつ!

愛ちゃんとゆうりが歌うにはちょっと難しかったんではなかろうか^^;

なんか偉そうなこともいっぱい書いたけど、私的には十分楽しめる作品でした!田淵先生

次回作にも期待してる!

ABOUT ME
砂山
砂山
宝塚ファン歴研20になりました。 観劇の感想や生徒の魅力、宝塚ファン初心者さんがもっと知りたいことなどを、私の知ってる限り発信していきたい! 宝塚について一緒に語ってると楽しいなコイツ!ってところを目指しています…!
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