皆さま、ご機嫌いかがですか?砂山(@sunayama373)です。
先日、専科の華形ひかるさんが退団発表されました。
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
専科
華形 ひかる2020年5月3日(星組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団
華形ひかるさんといえば、私が初めて宝塚を観た作品(99年雪組公演「再会/ノバ・ボサ・ノバ」)で初舞台を踏まれた生徒さんで、初舞台生一覧を観たときに、自然と目が止まり「この人、かっこいいなぁ」と思った人でした。
愛称も巨人の星の花形みつるに由来しているんだろうなとすぐにわかったし、いつのまにか「世界の彼氏」という異名もあり、何かと気になる生徒さんだっただけに、専科行きも衝撃でしたが、退団発表も寂しく感じてしまいますね。
今回は、気になる華形ひかるさん(みつるさん)のことや、私が印象に残っているみつるさんの舞台についてまとめていこうかなと思います。
華形ひかるが世界の彼氏と言われている由来は?
そもそもなぜみつるさんが世界の彼氏と言われているのかという疑問について。
私も気が付いたときにはすでに「華形ひかる=世界の彼氏」だったので、どう言う経緯があったのが詳しくわかりませんが、どうもネットやSNSが起源で、そこから広まっていった様ですね…!
ファンに対する対応が彼氏感すごい
みつるさんは花組時代に何度かお茶会に参加させていただき、スターさんなのに「ごめん待った?」的な感じで登場して気さくな感じでトークして、大勢の参加者の一人に過ぎないのにまるで一対一でデートしてるかのような錯覚に陥らせてくれる魅力があって「なるほどこれが世界の彼氏…」って思った記憶
— もち子٩( ˙灬˙ ) و (@mochimochi_kobu) December 18, 2019
みつるさんの何がすごいって、この一対一感の空気を作り出せることだと思うんですよ。
他の世界のアイドルとかもそうだと思うんだけど、基本的に「大勢のファン対」の対応になるし、それは仕方ないこと。
当然ファン側もそのつもりで応援しているからそこに対して全然不満はないんです。
けど、みつるさんはその壁を乗り越えてくる。
「今、あなたとの時間を大切にしていますよ」と言うのをしっかり1人1人のファンと共有することができてきるのでしょう。
なかなかここまでできるジェンヌさんもいないことから「世界の彼氏」という異名がついたのではないかなと思いますね…!
[chat face=”sunayama07.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]それにしても、みつるさんおそるべし!と思う反面、ファンの方々はめちゃくちゃ幸せだろうなと感じますね!そしてなおさらみつさんを応援したくなるでしょう![/chat]
私服が彼氏感強い
2019年7月14日
華形ひかる さん pic.twitter.com/HfRFfgDPQB— おから (@Gwpj__wpjmwg) July 14, 2019
お稽古入りや楽屋入りの様子をみていると、みつるさんの私服のファンションがかっこよすぎてやばいですね。
メンズライクでカジュアルな服装をよくされている印象ですが、それがめちゃくちゃ似合っているんですよ。
ジェンヌさんの私服って結構綺麗目な格好でシュッとしている印象があるんですが、みつるさんの場合は普通にメンズ感強め。
正にリアル彼氏がしそうな服装で現れるんですよね。
[chat face=”sunayama09.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]これでファンの方と交流しているんだから、そりゃ彼氏感半端ないわ。。。[/chat]
ファンの方一人一人に手を振ってくれる、これも彼氏度としては高いでしょうね…!
華形ひかるの印象深い舞台
華形ひかるといえば、この舞台!という作品が私の中には2つあります。
- 花組公演 銀ちゃんの恋
- 宙組公演 ヴァンヴァイパ・サクセション
です。
一つずつ紹介したいと思います。
花組・銀ちゃんの恋
私、初演の月組の「銀ちゃんの恋」が最高に好きなんですよ。
久世星佳・風花舞・汐風幸の銀ちゃん・小夏・ヤスが好きすぎなんです。
だからは花組で「銀ちゃんの恋」が再演されるってなった時に、「みたい!」と言う気持ちはもちろん強かったですが、同時に正直「初演は超えられないだろう」と思っていました。
実際にドラマシティ公演を観劇しましたが、結論として華形ひかるのヤスはめちゃめちゃ素晴らしかった…!
他のメンバーはやはり初演に引っ張られているのを感じる中で、みつるヤスは完全にみつるヤスの世界を作り上げていて、銀ちゃんや小夏に対する想いに涙したのを覚えています。
[chat face=”sunayama06.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]正直みつるヤスしか覚えていないほど。[/chat]
華形ひかるってこんな芝居上手だったんだって遅ればせながら感じた作品でした。
宙組・ヴァンパイア・サクセション
みつるさんが専科に移動してから初めて拝見したのが宙組の「ヴァンパイヤ・サクセション」。
正直あの頃って、新人公演主演経験者が何人も専科移動になって、今後どうするんだろうって誰もが思っていた時期でした。
みつるさんもそのうちの1人で、専科からの特別出演というポジションでどう立ち回るんだろうと思っていたんです。
「ヴァンパイヤ・サクセション」をみて、みつるさんが他の新公主演経験専科と一線を画したなと感じたんですよ。
専科の人間が演じる意味がある役作りをしているなと。
組子ではちょっと難しい、専科さんならではの経験と作品中に「異質感」をもたらす演技がエッセンスをいい感じに与えていると感じたんですよね。
この辺りから専科としての華形ひかるの価値がドーンを上がった様な印象があります。
「見応えのある役者」と言う意味では花組時代から十分でしたが、ポジションが変わることで作品に与える価値がこんなにも変わるのかと実感した作品でもありました。
おわりに
専科の役者として、どの組に出演してもその爪痕を残してきたみつるさん。
世界の彼氏としてツイッターのトレンドにも乗るくらい影響力のあるジェンヌさんが退団されるのは非常に寂しいことですが、最後の公演もファンの皆さんの彼氏として、そして最高の役者として勤められることを祈っています!
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