皆さま、ご機嫌いかがですか?砂山(@sunayama373)です。
2021年4月6日に梅田芸術劇場にて『エリザベートTAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』を観劇しましたので、感想をまとめていきたいと思います。
私が観劇した17時公演は【16年宙組ver.】。
澄輝さやとさんがルドルフを務められた回でございます…!
あっきー(澄輝さやと)のルドルフを再び観ることができた奇跡の時間でした…!
澄輝ルドルフは販売されているBDにもダイジェストのみの収録で、スカイステージで放送された映像をかき集めても本編をまるまる再生することはできないんですが(←やったのか)
もう一度その姿を拝見できるだけでも奇跡と思っていたのに、ルドルフ出演シーンをまるまる観ることができるなんて…成仏…!
ちょっと待って、語りだしたら止まらないので、感想の本編に参りましょう。。。
ガラコンってほぼエリザベート!
ガラコンって、MCとかあるコンサートなんかなって思ってたんだけど、ほぼエリザベートだった!
— 砂山🎩ヅカライフブログ (@sunayama373) April 6, 2021
ハンドマイクだし黒天使いないけど、ほぼエリザベート!
今日はフルコスチュームだったから完全にエリザベートやったかもしれん…!
前回のガラコンはチケットが取れず、今回初めてのエリザガラコン参戦だったわけですが、もっとコンサートとかライブに近いものかと思ってました。
実際に見てみると、ほぼエリザベートでしたね。
舞台装置やダンス部分はなくなっていましたが、楽曲はほぼすべて演奏されたので、音楽で構成されているエリザベートとしてはがっつり本編を観劇した感覚に近いなと感じました。
しかも私が拝見したのは「フルコスチュームver.」。
演者が宝塚歌劇団で使用される衣装を着ているので、完全にエリザベートの世界に浸かりきることができました。
オーケストラは舞台上と、さらに袖上にもいらっしゃったよう。
エリザベートの楽曲を演奏するオーケストラの姿を舞台上で拝見できるってなかなかないからテンション上がりました。
パーカッションのお姉さんがかっこよすぎた…!
朝夏まなとトートと実咲凛音エリザベート
16年トップコンビでもう一度エリザベートのステージを観ることができるのも奇跡なのですが、今回はフルコスチュームver.ってことで、当時のお衣装もほぼフル再現…!
黒髪のまぁくん(朝夏まなと)トート…!懐かしい…!
退団されて4年ほど経っているのに「男役・朝夏まなとのトート閣下が帰ってきた…!」感がすごい…!
いまや女優さんとして数々の舞台で活躍されているのに、カツラ・お衣装・お化粧・そして演技と現役当時のパフォーマンス、否、現役当時以上のパフォーマンスでトート閣下を作り上げられていて感動…!
みりおん(実咲凛音)は現役当時も落ち着いたエリザベートって印象があったけど、さらに女優スキルが上がり、お芝居も歌も素晴らしかった…!
鏡の間のドレスもめちゃくちゃきれいだったな…。
このトップコンビをもう一度舞台で観ることができて本当に胸熱です。
カーテンコールのまぁくんの「組を背負っていない」ごあいさつ、新鮮ですごくかわいかった…!
北翔海莉フランツ
14年花組公演で専科からの特別出演としてフランツを演じたみっちゃん(北翔海莉)。
現役時代も圧倒的な歌唱力で舞台を引っ張っていた感じがあったけど、OGになってもその実力は健在!
少し女性らしい面持ちになっていたけれど、歌声や所作などは当時のままでしたね。
母になっても男役としてこのパフォーマンスが出せるのすごすぎぃ…!
むしろ母になったからこそ、母の愛情を一心に受けて育ったフランツのマザコン感が増したというか、深みが増した感がありました。
宇月颯ルキーニ
としちゃん(宇月颯)ルキーニは初見でした。そのはずですよね。新人公演でやっただけなんだから。しかし新公でしか経験がないとは思えないルキーニでした。
本編のルキーニは本役さんみなさん狂気を仕込んで役作りされるのだろうけど、としちゃんのルキーニはガラコン用のライトなルキーニって感じでした。
それがめっちゃよかった!コンサートを進行してくれる司会者的なポジションで出てくるとほっとするというか^^
本公演でルキーニやってる人みると、役の重責に苛まれて「キツそうだな…!」って感じることが多かったんだけど、としちゃん、めっちゃルキーニを楽しそうに演じてらして、見てるこっちも楽しくなる感じでした!
現役時代はソロでガンガン歌うとしちゃんをあまり見たことがなかったので、いっぱいソロ聞けて嬉しかったです^^
澄輝さやとルドルフ
もうね、夢だったんじゃないかなと思います。
否、夢じゃなかった!(情緒不安定)
プロローグで出てきた瞬間に息をすることができなくなった当時の感覚を思い出して、再び呼吸困難になりました…。
いや、正直、退団後だし?現役時代の復活を期待しすぎてもガッカリするんじゃね?あまり期待しすぎるなよ砂山。冷静になれよ。そう自分に言い聞かせて劇場に向かったんです。(この時点で期待に胸高鳴らせすぎ)(冷静さを失っている)
舞台にご贔屓が出てきた瞬間にオペラグラスをあげる感覚に少しの懐かしさを覚えながら、レンズを覗く先にいたのは
まぎれもなく澄輝ルドルフ…!!!!!!
止まる息…!震える手…!流れる涙…!
なんとか呼吸をとり戻そうとゆっくり息を吐く。その息すら震えてやがる。
マスクが異常に前後しているのを感じる。呼吸の蒸気で曇るオペラグラス。冷静に。
オペラグラスを目から2cmほど話して曇りを回避。しかし手が震える…!
口を開けば叫びだしてしまいそうだ。鼻で呼吸するんだ砂山。
\ふしゅー・・・ふしゅー・・・/
「少々鼻息がうるそうございますお客様」と脳内ほたるお姉さんに注意される。
まさに挙動不審者。
なんじゃこりゃあああああ澄輝ルドルフそこにおるんやけどおおおおおおおお!!!!!!
まってまって。冷静に。プロローグ終わったら2幕まで出てこないから。落ち着こう。
ブログに感想書くし、舞台全体をみるんや砂山。
そう自分に語りかけ、一幕を楽しむ。一幕に徹しろ。
楽しんでいるんだけど、コンサートの構成がほぼエリザ本編みたいなもんだから、ルドルフの出番が刻々と近づいていくのも感じて、定期的に涙が。
この感覚。。。16年に大劇場で観た感じと同じだ。。。
幕間は完全に魂が抜けていた。仲間と話をしていても意識は完全に2幕へ。
2幕15分が勝負なもんで。
ルドルフと言えば「闇が広がる」という代表的なナンバーがあるけど、私は澄輝ルドルフの何が好きかって、闇が広がるの後半から革命に突入していくルドルフの変化がめっちゃ好きなんです。
でもコレ、ダイジェストではカットされてしまうのよね。
あっきーがルドルフに「強さ」を感じていることは、当時も今回もパンフレットやらその他の媒体やらで語られていて、めっちゃ意識されているんだろうなと思うんだけど、それがはっきりわかるのが闇広~革命のくだり。
「闇が広がる」の前半は心細さや弱さが澄輝ルドルフを支配しているんだけど、「♪今こそ立ち上がるとき~」から表情が一気に変わって、「革命を成功させてより良い国にしていく」という強い意志が感じられる。そこがめっちゃ好きなんです。めっちゃかっこいい。
革命家とのナンバーの前半も力強く精悍なルドルフなんだけど、トートが横切った瞬間(帝国政府を倒すときだ)に一気に不安に引きずり込まれる。
あのガラスのように繊細なルドルフに完全に心を奪われた当時を思い出した。いや、今回ももう一度心奪われなおしたかもしれない。
ピストルで頭を打ちぬく瞬間の、強くありたいルドルフから弱さがにじみ出てしまっているあの複雑な表情。
好き。
なんてスマートに死ぬの。顔の傾け方完璧じゃない。閣下に献上されし横顔。閣下が美味しく召し上がりました。
ごちそうさまでした。
せり下がりがないからトートの影でシュッと小さくなる澄輝さやとまでガン見してしまった。舞台ではライトが当たらず真っ黒になったら見えてないテイだけど、最後まで見逃したくなかった。。。
はぁ。。。
夢だったんかな。。。
夢じゃなかったよな。。。
みなさんお変わりなく…!!!!
16年宙組のキャスティングでいくと、せーこさん(純矢ちとせ)のゾフィーも懐かしかったですね。攻撃的なゾフィーと言うよりは、ディフェンシブオフェンスなゾフィー。
まりんさん(悠真倫)のパパも…!周りの扮装が違和感なさ過ぎてまりんさんも一瞬OGかと思ってしまったけど、今回は特別出演なのね。
個人的には大月さゆさんのマダム・ヴォルフも拝見できてうれしかった…!
たそツェップスさん(天真みちる)、あの方現役だっけ?(違う)
れんた(如月蓮)も現役やんな?(違う)
みなさんお変わりなく…!
おわりに
今回は『エリザベートTAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』16年宙組ver.の感想をまとめました。
一部情緒の乱れにより読み苦しい部分がありました。お詫び申し上げます。
恐るべしガラコン…!恐るべしOG公演…!!
退団後に東宝や各舞台で活躍されているのなどを拝見するのとまた違った感覚になりますね…!
幻を見ているのに近いような気がします。幻見たことないけど。
ほんとに、奇跡の時間を過ごさせていただきました。
今後もエリザガラコンでは多くのOGが出演されますし、ライブ配信もあるので楽しみは続きますね…!
アニバーサリーver.はライブ配信でみたいな…!
コメント