皆さま、ご機嫌いかがですか?砂山です。
宝塚初観劇からヅカ沼に落ちる(ファン化)までのきれいな流れを目撃したのでご紹介します。
ヅカ友を増やしたい方のご参考になれば。
初観劇のきっかけ
宝塚を観たことがない人にとって、宝塚に興味を持つタイミングは様々なケースがあります。
上演作品の原作が好き・テレビで宝塚の特集がやっていた・OGが出てるドラマをみた等々…
たまに、親戚が音楽学校に入学したとか、生徒と知り合った等のケースもありますが、その場合は私たちのようなファンの力を借りなくても観劇の道は開けるので今回はスルーします。
宝塚を観たことがない人にとって、自分でチケットを手配して観劇するのはかなりハードルが高いです。
そこで登場したいのが、我々のような「ファンを公言している」ファンです。
ファンであることを公言していると、興味を持った方が「今度○○やるんだって?」と声をかけてくる確率がグンと上がります。
この時に、本当にその人が観たいと思っているのかを見極める必要があります。
見極め方は難しいですが、声をかけてくるときのテンションで判断するしかないでしょう。
例)
友「宝塚で天は赤い河のほとりやるらしいね!原作めっちゃ好きなんだけど!」
わし「あ、そうなの?え、観る?」
友「観たいけど、チケットどうやってとったらいいのか…」
わし「とれるかみてみようか?」
友「え、まじで?」←ここの反応がポイント
わし「仕事休みの日がいいよね。席とかどこでもよかったら、一回調べてみるけど」
友「どこでもいい!ちょ、予定確認する!いや、空ける」←理想的なケース
声をかけてきた時点では観る気だったけど、案外そこまでモチベーションがない方もいます。
私の知り合いのケースでは、チケットを用意したけど、映画感覚でキャンセルされた例もあります。空席になるチケットは譲り先を探したりしないといけないので大変ですので、この見極め方は結構重要ですね・・・。
チケットを手配する際には、席(料金)はどこになるか(いくらになるか)わからない旨、キャンセルされるとちょっと大変な旨をしっかり伝えておきましょう。この段階で相手の反応をしっかりキャッチしておきましょう。
テンションが上っていくのがわかる反応だとよりよいですね。
初めての方を連れていく場合は、出来れば連番で座れる方がいいかと思います。
始まる前や終わった後、細かな疑問などがちらほら出てきたりします。
例えば、「あの同じ服を着ている人たちは?」などです。よくある質問。
それを解消させられるのは我々なわけです。
初心者さんの疑問には丁寧に答えましょう。
終演後の熱気は…?
終演後は特に、気になった登場人物はいるのかなどを聞いてあげましょう。「〇〇がかっこよかった!」というテンションで今後のヅカ落ちするかどうかを予測することができます。
例1)
わし「どうだった?」
友「面白かった!原作のイメージのまんまだった!」
生徒単体には落ちていないケースです。
リピートの可能性はあるりますが、あまりこっちが積極的になると引かれる場合もあるので注意しましょう。
例2)
わし「どうだった?」
友「(ため息混じりに)かっこよかった…!」
わし「誰がかっこよかったとかある?」
友「カイル様が…!かっこよかった…!」
わし「(ほほう)」
真風落ち濃厚ケースです。真風に関する情報をちょいちょい出していくと、更にテンションが上がる可能性大です。(お披露目公演であること、など。)
観劇のリピート
初観劇を終えると、「もう一回観たい」と言ってくれることがあります。
これはヅカオタ的にはとっても嬉しいことですね。
このときも、もう一回観たいモチベーションがどれくらいのもんなのか見極めることが大事です。
もし、まだチケット入手が可能な公演なら、具体的にいつの何時公演なら可能かを伝えてみましょう。
その場でスケジュールの確認をし始めたら、リピート濃厚です。
ご都合が良ければチケットを手配してあげましょう。
同じ公演を何回も観るという感覚を初観劇の公演から得ることができれば、真っ逆さまに落ちて行けます。
映像で楽しむタカラヅカ
観劇と観劇の間や公演期間終了後に、過去作品の映像を貸してあげるのも効果的です。
前述の「〇〇がかっこよかった!」発言があれば、そのスターの出ている作品や見せ場のある作品を貸してあげると良いでしょう。
↑の真風落ち濃厚ケースの方には、「ヴァンパイア・サクセション」と朝夏時代の宙組大劇場公演作品の映像をお貸ししました。実際に観た舞台に出演しているメンバーが多く出ている作品の方が親近感がわくと思い、宙組公演ばかりをチョイスしました。
ここからの落ち具合をみて、星組時代の作品を供給する準備をしています。
押し付けになっているかなと思うこともありますが、まぁ貸した後、見る見ないは御本人次第なので、環境は整えておくといったところです。
また、貸した後見たのか見てないのかが気になることですが、こちらから「見ました?」とプレッシャーをかけるのはやめておきましょう。
あくまで相手から「見ました!」の報告を待つ。
報告がなければ、沼は浅かったと思うしかありません。
「見ましたあああああ!○○が△△で××なのがもうすっごい素敵で云々…!」とすごいテンションで報告してくれたなら、次に渡すDVD・BDの候補を用意しておきましょう。
断続的な供給こそ、沼をどんどん深くしていきます。
キャトルレーヴ
初観劇の際に、一度ご案内しておくと良いのがキャトルレーヴ。
その時は舞台写真などのグッズは興味がなくても、ご観劇の記念にプログラムなどを購入する方もいると思います。
その際に、劇場のロビーではなくキャトルで購入することで、宝塚の専門ショップがあるということをさり気なくアピールすることが出来ます。
書籍や映像作品がここで購入することが出来るということがなんとなくわかって貰えればOKです。
やがて一人でもキャトルに出向く様になれば、もはや首まで沼につかっている状態です。
ウェルカムトゥタカラヅカ。
まとめ
ファン同士が知り合ってお友達になって…というのもとっても楽しいですが、初めて歌劇を観た方がどんどんファン化していくのを目の当たりにして、私自身すごい嬉しかったです。
やっぱりタカラヅカは人を幸せにするパワーがあるんだと実感する瞬間でもありました…!
今後も、どんどんタカラヅカを知らない人に見てほしい、ファンになって一緒に楽しみたいと思いましたね。
押し付けにならないように、でも万全のフォロー体制でヅカ落ちをサポートしていけるファンになりたいものです。
それでは!
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