今日もベルばら行ってきました!
平日ということで、そして当日券狙いということで
6時半ごろムラに着きましたが
7番目でした・・・!
恐るべしベルばら・・・!
学校団体が入ってて、
正直うるさかったらやだなぁと思ったのですが
割りと静かに観劇されてました。
拍手残しする子とかもいたな。
あれはちょっとやめてもらいたいね。
幕開きの大階段とペが子で大盛り上がりでしたがw
今日の思いの丈、本日の特筆すべきは
アンドレの役作りについて。
・・・
また緒月か!とか言わないでw
【平民感】
1幕、プロローグはやたら凛々しくって
いつもどおり素敵だなぁと観ておりました。
芝居が始まると
これぞ平民!これぞ従卒!!
ってな感じでオスカルに付き従っているのですよ。
ホント漫画のアンドレみたいに。
【細かすぎる表現の構築】
2幕。衛兵隊の訓練で目の調子がおかしくなります。
訓練しながら(飛び跳ねながら)
オスカルがチラチラ様子を見てくるのを
気づいているのに気づいていない振りをしている。
そしてそれがバレてないと思っている表現が
素晴らしいです。
これは、なかなかやろうと思ってもできなかったりするんですよねー
あー、やりたいことは分かんねんけど、、、
となるパターンが多いw
それをやってのける緒月氏!
さすがっす。。。
【台本との違い】
今日ル・サンクの掲載台本を確認したんですけど
毒殺のシーン
ル・サンクでは
「そのワインには、毒が入っていたんだ!
俺はお前を殺そうとしたんだ・・・」
となっているところを、
づっくんは、
「そのワインには、毒が入っていたんだ・・・
俺はお前を殺そうとしたんだ!」
に変えて演じてはりますね。
演じての好みや、観る側の好みの問題かと思いますが
私は今回のづっくんのやり方が好きです。
ってか、づっくんとてるちゃんの演り方が
好きですね。
「そのワインには、毒が入っていたんだ・・・」
・・・にすることで
オスカルに反応する余地があるんすね。
アンドレ「そのワインには、毒が入っていたんだ・・・」
オスカル「(は?え?何いってんのアンドレ・・・?)」
アンドレ「俺はお前を殺そうとしたんだ!」
オスカル「アンドレ・・・!」
(効果曲)
の流れが明確になりますねー
観てる側も効果曲に向けて徐々に上がっていけるので
何回観ても
「なにーっ!!」
ってなることができるw
ドラマチック構築型といいますか
こういう芝居、好きです^^
【オスカルから見たアンドレ像】
今宵一夜。
まずはオスカル考察。
オスカルがアンドレを呼ぶ
「アンドレ、アンドレ。」
の一回目の「アンドレ」が
呼ぶという意識よりも
口をついて出てきた感じ。
その感じが、もはやオスカルにとって
一緒にいるのが当たり前であるアンドレを呼ぶ意と
一人の男性として意識している意が
交錯している!!!!
切ないっすなぁ・・・
そしてアンドレの
殺害未遂があったにも関わらず
いつもどおりのアンドレなのに
何故かかっこ良く見えてしまう
まさにオスカルから見たアンドレ像の形かと思うのです。
アンドレ的にはそりゃ、あんなことしでかしたわけだし
いつもどおり、気まずくならないように
接しないといけない・・・
と思っているでしょうが、
今回はそんなこと微塵も感じなかった私は
あぁ、このアンドレはオスカルビジョンなんだと
納得しましたよ。
そしたらもうめちゃくちゃカッコよろしいですやん!!
いや、普通にしててもかっこいいですけどw
そうすることでオスカルが劇中の体感時間内に
殺害未遂があって、アンドレを男と意識し
惹かれていくまでの辻褄がクリアになるんだな。
実際時間で15分位ですから
超展開になってもおかしくないところを
しっかり芝居で魅せてくれる。
素晴らしい・・・!
【見えていないのに、見えている】
「見えていないのか・・・」のシーン。
撃たれたアンドレ、直後は確かに見えていないです。
が、「ブロンドの~」歌い出しでオスカルを見つけます。
けどこれは現物が見えているかどうか定かではない!
幻かもしれない!
けど!
アンドレの想いがオスカルに伝わるんですよねー!
だからこそオスカルがあの一瞬女の子に戻るんだ・・・
なんてことだ・・・
せつなすぎるぜ・・・
女として生まれ
男として育って来たオスカルが
アンドレの最期を女として見送る・・・
やばい・・・せつない・・・
せつなすぎる!!!!
とまぁ思いの丈をひたすらぶつけてみたw
あと、3回みますw
いやぁ、おもしろいなぁ、ベルばら!
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