花組大劇場公演エリザベート観劇記

やっとのことで観てまいりましたエリザベート!
当日券、すごい列でした。3連休の中日の日曜日ということもあったのでしょうが、流石に始発から並んでも観れるか観れないかという状況でしたね。
徹夜に関してはいろいろ考えはあるでしょうが、まぁあれは自己責任ですからな。。。
劇団が一応張り紙貼って規制しているように見えるのは、「何かあっても責任取りませんよー」ってことですから。徹夜される方はくれぐれもお気をつけて。
さて、取れたのはお立見席。サブセンター1列目をゲットです。立見はセンターブロックで3列目まで出来てました。

久しぶりのエリザでしたが、印象としては個々の勢いは強いのに全体の勢いが弱く少し物足りないなという感じでした。非情にもったいない。
みりおトートは流石に美しい。そして歌も素晴らしいです。
気になったのは感情の流れ。ここは意見が分かれるところだとは思いますが、「トートに男性としての感情が見えて欲しいか否か」というところ。

私は、トート閣下には、絶対的存在でいてほしいと思ってるんですよね。なのであまり感情は見えてほしくない派。見えたほうがいいシーンもあるんですよ?シシィの部屋から追い出されるとことか。だが如何せんみりおトートは感情出しすぎだったなぁ…子供っぽく見えてしまうよ、あれでは。背も大きいわけではないしなおのことね。
感情の部分の為だろうけど「絶対的」感がなかったのがトートとしてはちょっと残念だったなぁ。黒天使に埋もれちゃうんだよなぁ。それでなくてもすぐ後ろにみりおにそっくりなルナ天使がいるしさw

あと、ほんとに良いこと書けなくて申し訳ないが、あんなに盛り上がらない最後のダンスは正直初めてだった。。。何がいけなかったのか??黒天使はキレキレに踊ってるし、みりおの歌は充分うまい。じゃあ何が足らんって、勢い、気迫、絶対感だと思うんだよなぁ。トートってこんなんやったっけ?と思ってしまうトートだった。

あ、いいとこ!思いだした!「死ねばいい!」からの下りはすごかった!あそこは確実にトートがその空間を支配していてエリザベートを手に入れようとしている気合がビシビシ来た!
逆にと言っては変だけど、今回初めてエリザで涙を流してしまったのだが、その両方ともがエリザベートのシーンだった。

蘭ちゃんは本人比だけど、歌上手くなったなぁ。「待ってよ この先彼には~」以外のナンバーはよかったなぁ。逆になんでそのナンバーだけそんなに歌えないの?と思ってしまったw
ヴィンディッシュ嬢との場面も泣いたなぁ…。まさか蘭ちゃんのエリザベートに泣かされるとは思ってなかったなー。

みっさまは安定のフランツ。私、みっさまは少し堅い役の方が好きだなぁ。素敵なマザコン皇帝だった。フィナーレの変わり燕尾の男役ダンスもカッコよかった。みっさま、真ん中合うなって初めて思ったかも。花組の男役ダンスって、燕尾は特に独特な雰囲気があるけど、それにも違和感なく馴染んで真ん中に存在しててスゲーなって思った。
だいもんルキーニは思ったより優等生な感じだったなぁ。上手くて見やすくて聞きやすいんだけど、も一つなんかないかなって思っちゃうルキーニでした。ただ「ヴゥゥゥン!グランドアモオオオオレエエエ!」は鳥肌立ったw

そういやだいもんのお茶会行ったんです。お茶会初めての方の付き添いで。すごい人でしたwこんなにファンが増えたのかと!いつからよ?!ベネディクトから?すごいわだいもん。こりゃ雪行っても皆さんに支えられてしばらくは大丈夫だろうw

今回ひときわ私の心を奪ったのは、マデレーネマイティね!すごい身体!芸術的な筋肉!特に二の腕から指先にかけてと太ももの裏!きれいすぎてもう・・・!
カレールドルフは見目麗しかったね!芝居も悪くない!やっぱ歌やな。エリザは歌の割合が多くなるからなぁ。しかも闇広とくる。闇広はもっと引きずられていく感じがほしいな。手を引き合っている振り見たいに見えるけど、どんどんトートに堕ちていくルドルフの背徳感がほしいよね・・・!

キキ、ジュラの「われらは同士」だけのフレーズだけど、歌上手くなってるのわかった!発声が今までと全然違う!!ルドルフも観たかったなと思ったね・・・!
東京公演はこれからか。。。だいもん花組生としての最後の舞台、頑張ってもらいたいね!

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この記事を書いた人

砂山のアバター 砂山 宝塚歌劇愛してる

宝塚ファン歴研20になりました。

観劇の感想や生徒の魅力、宝塚ファン初心者さんがもっと知りたいことなどを、私の知ってる限り発信していきたい!

宝塚について一緒に語ってると楽しいなコイツ!ってところを目指しています…!

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