宝塚歌劇団星組ってどんな組?歴代トップや組のイメージについて

星組ってどんな組?

宝塚星組ってどんなイメージがありますか?

全5組ある宝塚歌劇団のなかでも「コスチュームの組」と言われているのが星組です。

現在のトップスターから歴代トップスター、また今後が期待されるスターまで、宝塚星組の魅力を解りやすくご紹介します!

目次

星組ってこんな組!

星組は5組の中でも「コスチュームの組」と言われています。

「コスチューム」というのはいわゆる「コスチューム・プレイ」=コスプレです。

星組は代々「ベルサイユのばら」に代表されるような絢爛豪華な衣装がとても似合う組と言 われてきました。

似合うだけではなく、衣装の着こなし、マントさばき、ドレスさばきにも定評があります。

2019年現在の紅ゆずるさん率いる星組は、伝統やイメージを大事にするというよりも、一人ひとりの個性を尊重しているように感じます。

下級生に至るまで、とにかく組子が楽しそう!星組の第一印象はそんなイメージです!

組のイメージというのはトップスターによって大きく変わります。

紅ゆずるさん自身、舞台を楽しむことを重視されているので、星組の舞台は観ていて元気がでる作品ばかりなんです。

そしてなにより紅ゆずるさんを始め、上級生から下級生に至るまでビジュアルが素晴らしい!

公演ポスターや先行画像など、観劇意欲が増す美しさにいつもファンを楽しませてくれています。

現在の星組トップスターはこの方!―紅ゆずるー

現在、宝塚星組は2016年よりトップに就任した紅ゆずる(くれないゆずる)さんが主演を務めています。相手役は同時期にトップ娘役になった綺咲愛理(きさきあいり)さんです。

紅ゆずるさんと言えば容姿端麗なうえ笑いのセンスが抜群で、舞台上でのアドリブやトークなどでも人気を集めています。

最近ではそのギャップが注目され、現役タカラジェンヌでは異例の「徹子の部屋」にも出演し、これまでの宝塚トップスターというイメージを一新させ、次世代スターとして話題になりました。

また、2018年には星組で2度目となる台湾公演で成功を果たし、国内だけでなく海外でも人気を集めているのです。

そんな人気絶頂の星組トップ紅ゆずるさんですが、2019年10月13日「GOD OF STARS -食聖-」「E’clair Brillant」東京劇場宝塚千秋楽をもって綺咲愛理さんと共に宝塚を卒業することを発表しています。

星組次期トップスターが内定―礼真琴―

星組主演コンビの卒業が発表され、次期トップスターも内定しています。

現在、星組二番手男役である礼真琴(れいまこと)さんが2019年10月14日付で、紅ゆずるさんの後任としてトップスターに就任することが発表されています。相手役には花組から星組に組替する舞空瞳(まいそらひとみ)さんが就任予定です。

礼真琴さんと舞空瞳さんは共に宝塚音楽学校を首席で卒業し、歌・芝居・ダンスと三拍子そろった実力派コンビです。

「令和」最初のスター誕生として今から大いに期待されています。

星組の歴代トップスターを紹介|レジェンド男役も在籍!

ここで、さらに星組のことを知ってもらうために、直近27年の歴代星組トップスターをご紹介します。

紫苑ゆう(しおんゆう) 1992年~1994年

トップ在籍期間は短かったのですが、宝塚の男役らしい美しい容姿で絶大な人気を博しました。退団後は宝塚音楽学校の講師を務めています。

麻路さき(あさじさき) 1994年~1998年

指先の美しさは右に出るものはいないと言われていた麻路さきさん。「エリザベート」や「うたかたの恋」「風と共に去りぬ」など、繊細な演技に定評があり、宝塚の名作で数多く主演を務めました。

稔幸(みのるこう) 1998年~2001年

紫苑ゆうさんを長年慕っており、その芸風にも影響を感じるほど宝塚の男役らしいメイク・所作・セリフで人気を集め「星の王子様」と親しまれていました。反面、退団公演では右手首を骨折しながらも千秋楽まで主演を演じきった根性の人でもあります。

香寿たつき(こうじゅたつき)2001年~2003年

4回の組替えの後に星組のトップスターに就任しました。スター路線の役から老け役までこなす実力派。「ダンスの花組」でも通用するダンステクニックと圧倒的な歌唱力を持ち合わせたスターであり、退団後も多くのミュージカル作品で活躍中です。

湖月わたる(こづきわたる)2003年~2006年

長身を活かしたダイナミックなダンスと男役らしい容姿と体格を持ち合わせたスター。檀れいを相手役に迎えたお披露目公演「王家に捧ぐ歌」は芸術祭演劇部門優秀賞を受賞。退団記者会見では今後について「大学生になります」と宣言し、ファンの度肝を抜きました。

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安蘭けい(あらんけい) 2006年~2009年

確かな歌唱力で多くの観客を魅了し、星組に新たな風を吹かせたといっても過言ではない元トップスター。

今では宝塚で何度も再演されている「スカーレットピンパーネル」の初演も務めました。
退団後は舞台を中心に活躍されています。

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柚希礼音(ゆずきれおん) 2009年~2015年

宝塚ファンの間で知らない人はいない!レジェンド男役と言われているのが柚希礼音さんです。

トップ在籍期間は、歴代で最長タイの6年です!ダイナミックなダンスとスタイリッシュな容姿で絶大な人気を集め、宝塚では二人目となる日本武道館でリサイタルを開催。

千秋楽には過去最高の1万2000人が集結し、宝塚の歴史を塗り替えた10年に1度のトップスターです。退団後も、数多くの舞台で主演を果たし第一線で活躍されています。

星組、宝塚大運動会で優勝!

星組といえば、大運動会優勝!と思い浮かべる方も多いかと思います。

宝塚大運動会は10年に一度節目の年に開催されどの組も優勝を勝ち取ろうと、その年はお祭り騒ぎになる宝塚の一大イベントです。

そんな大運動会で、80周年と記念すべき100周年に優勝を勝ち取ったのが星組です!

100周年の障害物競走ではコスチュームの星組の名に相応しい、主要キャストがジャイアン・スネ夫・ジャイ子といったキャラクターにふん装し、会場を沸かせていました。

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今後の星組を担う若手スターの方々

星組には今後を担う若手スターも沢山揃っています!

まずは主演クラスで次期トップ礼真琴さんの同期でもある瀬央ゆりあ(せおゆりあ)さん。
ここ最近で、すっかり垢抜けた男役スターです。

これまでは二枚目など、容姿に比例した男前な役が多かったのですが、今では悪役や色気のある役など幅広く演じられており、今後も星組の大きな戦力となること間違いありません!

そして今後の星組スター候補といえば、天華えま(あまはなえま)さんと、極美慎(きわみしん)さんではないでしょうか。

このお二方は新人公演で主演を務められ、着々とスターの道を進んでいます。

天華えまさんは、歌・芝居・ダンスとどれをとってもピカイチで、新人公演でもレベルの高い舞台で高い評価を得ていました。

一方、極美慎さんは高身長であり、抜群のスタイルとアイドルのような容姿で人気を集める今一番注目されている若手の一人です!

その他にも、星組には個性豊かな若手スター豊富に揃っていますのでぜひ注目してみてくださいね!

まとめ

今回は星組についてご紹介しました。

星組は、コスチュームの組というだけありビジュアルの美しさに優れた組で若手スターが豊富

また、歴代トップスター宝塚の男役らしい容姿のスターが多く、その中からレジェンドと言われた伝説の男役が誕生したのも納得です。

現在の主演コンビの退団が発表されていますが、最後の舞台で星組がどんな団結力を見せてくれるのか。また、次期トップ礼真琴さんがどのように組を引き継ぐのか、宝塚星組でしか見られないこれまでの集大成と新たに始まる歴史を是非、ご覧いただきたいです!

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この記事を書いた人

砂山のアバター 砂山 宝塚歌劇愛してる

宝塚ファン歴研20になりました。

観劇の感想や生徒の魅力、宝塚ファン初心者さんがもっと知りたいことなどを、私の知ってる限り発信していきたい!

宝塚について一緒に語ってると楽しいなコイツ!ってところを目指しています…!

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