皆さま、ご機嫌いかがですか?砂山(@sunayama373)です。
宝塚大劇場にはSS席から当日B席、立見券まで6種類の席種があります。
最近では好きな席種を選んでチケットを購入することもままならないくらいチケット難ですが、
実際どの席から観るのが1番見やすいんだろう??
と感じる宝塚初心者の方へ、私が宝塚大劇場の全部の席種で観劇した時の感想をまとめてみます!
最後には砂山が1番好きな、おすすめの席種も紹介しますね!
宝塚大劇場SS席に座った感想!
S席の座席数は194席。お値段は、12,000円です。(2019年10月より12,500円になります。)
SS席なんて、まぁ滅多に座れません…!
ですが、万が一SS席に座れるようなチャンスに恵まれたら、魂持っていかれないように気をつけてくださいね…!
私は幸運なことに朝夏まなと主演の宙組「エリザベート」をSS席で観劇することが出来ました…!
魂抜かれたな・・・。
オペラグラスは必要?
SS席は当然ながら舞台が近い、そして銀橋はもっと近いです。
なのでオペラグラスはほぼ使いませんでした。
一応膝の上に用意はしてましたけどね^^;
正直舞台や出演者が近すぎて、どこを見たらいいのか分からなくなることも^^;これはSS席のデメリットかも知れませんね〜。
SS席は出演者と目が合うレベルではないんですよ。
タカラジェンヌは自分のこと見てくれるお客様のことはめっちゃ見てきます。
見に行ってるはずなのに見られてると言う現象が起こるんです…!
これは座ってみたらわかりますが、勘違いとかではないですよ…恐ろしい所です!
SS席は舞台が近いこともあり、出演者が歩いた時の風圧や衣擦れの音が聞こえてきたりします。マイクを通さない肉声も聞こえます。
あと、めっちゃいい匂いがします。
このめっちゃいい匂いの正体は、舞台化粧などで使われる化粧品の香りや出演者がつけている香水の香りだったりします。
普通だったら、化粧品や香水の香りがきついと嫌な気分にしかなりませんが、まぁ、そこの空間はめちゃくちゃいい香りに包まれるんですよね。
以上のことをまとめると、SS席はいろんな意味でやばい席です。
宝塚大劇場S席に座った感想
S席の座席数は1,408席。お値段は、8,300円です。(2019年10月より8,800円になります。)
S席は宝塚大劇場の席種の中でも一番数が多い席となります。
よって1階か2階、前方か後方でもかなり見え方に差が出てしまいます。
ほぼSSのS席
※パノラマで撮影
↑この部分は私的にはほぼSS席だと思っていますね。
SS席で体感出来ることがほぼ体感できるお得席です!
また最後のパレードで花道に出てくる下級生をガン見すると、こっちを見てくれる確率が高いです…!
引用:宝塚大劇場座席表
特にタケノコ席と言われる、S席前方の両サイドの席に座っていると、花道も近いし、多くの観客はトップスターたちがいる舞台の真ん中の方を見るため、花道にいる下級生はわざわざ首を逆に向けて自分のことを見ている観客を見つけることができます。
かつて下級生だった桜木みなとをタケノコ席からガン見してたら、見つけてもらえて微笑まれ、恥ずかしくなって俯いたのはいい思い出。
カーテンコールがあってもう一度幕が開いたときに、さっきは俯いてしまったから、次は最後までずんちゃんを見るぞ!と思ってガン見したらもう一度こっちを見てくれました。
やっぱり気づくんだね、自分を見てる人のことは…!
しかし、このお席もなかなかゲットできないレア席ですね…!
1階S席中頃
私的にはちょうど見やすい席です。
オペラグラスも大して使わずに出演者の表情までしっかり見えるし、気になるところはオペラグラスで確認しやすいです。
ここまでくると衣擦れの音やいい香りまでは届かなくなります。
中頃になってくると客席に傾斜がついていて、客席の配置も椅子と椅子の間に後ろの席の椅子が来るような作りになっているので、前の席の方の圧迫感がだいぶなくなるといった印象があります。
1階S席後方
通路を挟んでいることもあり、後方といってもそれなりに見やすいです。
出演者の細かい表情はオペラグラスが必要になる場合もありますが、なくても十分楽しめます!
席の配置から
A席と変わらないんじゃね?
って思ってしまうのは仕方ないですね^^;
舞台全体を見たい方にはおすすめです^^満遍なく全体を見ることができます。
2階S席
2階のS席は、1階S席中頃の真上くらいにあたります。
こちらも舞台を全体的にみることができます。
舞台の床にうつる照明の柄や、フォーメーション重視のダンスナンバーがある際などは、2階から見るととても面白いですよ^^
宝塚ではムービングライトも多用されているので動きのある照明の中で描かれる芝居模様やダンスは立体的に見えてきたりします。
大人数の群舞などの団体芸は2階で見ててもとても迫力があります!
宝塚大劇場A席に座った感想
A席の座席数は475席。値段は5,500円です。
1階と2階に座席がありますが、2階は少なめです。
1階A席
1階の後方はA席として、少しお値段が安く設定されています。
舞台から距離はありますが、1階席で見ることで舞台と客席との一体感はA席でも十分感じることができます。
客席降りなどの演出がある場合は、A席でもその雰囲気を十分楽しめます。むしろお得感あります。
全体的に舞台を見渡すこともできるので、全体見る派の方にもおすすめです。
距離はあるので、オペラグラスがあるとなおヨシですね!
2階A席
2階のA席は個人的には微妙です。
(舞台が)遠いし(席の位置が)高いし(値段が)高い。
一番売れない席という印象もあります。2列しかないのにね。
2階A席の中でもお得感のある席は、両サイドのL席R席といわれる端っこの席です。
端っこがゆえに、S席に張り出してA席の価格設定になっています。
確かに花道などが見えなくなってしまうのはデメリットですが、少しでも前で見たい!という方にはおすすめです。
宝塚大劇場B席に座った感想
B席の座席数は473席。お値段は、3,500円・当日B席は2,000円です。
B席は2階の一番後ろのブロックということもあり、お値段が安くお得です。
何度も観たいリピーターの方の中にはあえてB席で観劇する方も少なくありません。
とにかくあのきらびやかで豪華で夢のような舞台を3,500円で見られるってことがホントにすごいことだと思います…!
私も学生の時は、あえてB席で観劇していました!(単にお金がなかっただけという理由もある^^;)
当日B席
更にB席の最後列である2階席17列目は「当日B席」と言って、当日券限定で販売される席となります。
一番後ろで一番高い位置に座るので、大階段の一番上の段に立つタカラジェンヌが見えなかったり、銀橋に立つタカラジェンヌの足元が見えなかったりといろいろ不都合があるが故に、超格安2,000円という破格で販売されます。
舞台が遠い、劇場のつくり的に奥まっているところに座るので音響の反響が気になるときがある、などデメリットはあります。
学生の頃は、「当B」狙いで当日券並んだりもしました…!
作品自体を楽しみたい場合はB席でも十分楽しめます。
特定のタカラジェンヌを見たい場合は、オペラグラス必須です。
B席・当日B席どちらも宝塚歌劇を観劇するといった意味ではお値段以上の価値はあり!
宝塚大劇場立ち見券の感想
宝塚大劇場の立ち見券は、座席券が完売した場合のみ、2,500円で約100枚ほど発行されます。
宝塚大劇場の立ち見場所は、1階A席後ろの通路です。
手すりに添って立って並んで観劇します。
立ち見の人数が多くなると、2列3列になる場合もあります。
見え方としては、舞台の上の部分が少し切れてしまうのと、立っている分天井が近く少し圧迫感を感じますね…!
立ち見のいいところは、1階の雰囲気(舞台と客席の一体感)を体感できるところです。
そこに価値があるからこそ、当日B席よりも500円高く設定されているのだと思います。
ただ、朝早くから並ばないといけなかったり、みんな手すり前のいい位置で見たいので、場所取り合戦が酷く嫌な気持ちになることも正直あります。
後は、やはり体力が必要…!
途中幕間休憩があるとは言え、1時間半じっと立ちっぱなしというのは結構キツいです…!
若いころは平気だったんですけどね><
たまに、体調が悪くなられて座り込んでしまう方もいらっしゃいます^^;そりゃ朝早くから並んでるんだから仕方ないよね。。。
なので、今は体調が万全の時にしか立ち見はしません…!
宝塚大劇場でおすすめの席はどこ?
砂山的大劇場のおすすめの席は・・・
1階S席中頃です!!
※パノラマで撮影
1階S席中頃なら舞台も全体を見渡すことができるし、出演者の感情も表情から読み取ることができる、また客席と舞台との一体感もしっかり味わうことができ、とても集中して舞台を楽しむことができます!
席を選んで取ることができるなら、1階S席中頃にしますね…!
まとめ
今回は宝塚大劇場の全席種の感想をまとめてみました!
全部といっても補助席では見たことがないので、厳密には全部ではないですね^^;
- SS席:いろいろヤバい席
- S席:一番見やすい席!←おすすめ!
- A席:1階ならあり。2階なら全体を楽しむ。
- B席:安くてうれしい席。リピーターにおすすめ。
- 立ち見席:体力のある方・若者におすすめ。たまに強靭なおばあちゃんがいたりする…!
最近の宝塚では席を選んでいる余裕がないくらいチケットが取りづらくなっていますが、取れたチケットの席の見え方が気になったりしている方の参考になっていれば幸いです^^
コメント