宝塚大劇場3階の「宝塚歌劇の殿堂」で開催された企画展『柴田侑宏展』に行ってきました。
宝塚歌劇の演出家の中でも特に芝居とセリフに重きを置いているイメージのある柴田先生。
そんな柴田先生のことをより深く知ることができるいい機会になりました!
柴田侑宏展の展示内容は?
展示内容はその時期に上演されている組が過去に上演した柴田作品公演のダイジェスト映像や公演写真のパネル展示、柴田先生ゆかりの品々を拝見できるようになっていました。
今回私が行ったのは星組公演中でしたので、星組で上演された作品が中心。
星組の柴田作品と言えば「アルジェの男」「うたかたの恋」「哀しみのコルドバ」「花の業平」など、印象的なタイトルが並びます。
[chat face=”sunayama05.jpg” name=”砂山” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]柴田先生と言えばサングラスにハットのイメージがあります。[/chat]
私が宝塚を観劇し始めた時くらいからだんだん視力を悪くされていたのだろうなと思うんですけど、濃い目のサングラスをかけてらっしゃったイメージが強いですね。
愛用の音声時計や眼鏡ケースも。眼鏡ケースがクジラで可愛い。
「厳しい演出家の先生」というイメージもありますが、お茶目な愛用品があって人間味を感じましたね。
柴田侑宏の生い立ちがわかる展示
稽古場で力強く演出される姿も。
今回の展示内容で、元々テレビドラマの脚本募集が入団のきっかけになったということを初めて知りました。
しかも26歳の頃。そこから3年後に舞台の脚本を書くチャンスがやってきたということで、実質舞台に関わり始めたのが30歳前後と結構遅かったことに驚きました。
演劇少年が一度映像の世界に行き、そして舞台の世界に入ってくることであの繊細な人物描写ができるのだなぁという納得もありましたね。
トップスターのフォトスポットあり
展示の最後には現トップスターが演じた柴田作品のパネルと印象的なセリフ(歌詞)のフォトスポットが用意されておりました。
- 柚香光:あかねさす紫の花
- 珠城りょう:激情
- 望海風斗:琥珀色の雨に濡れて
- 礼真琴:アルジェの男
- 真風涼帆:黒い瞳
展示の仕方がかなりかっこいいのでトップスターのファンの方は必見ですよ!
おわりに
今回は「宝塚歌劇の殿堂」で開催された企画展『柴田侑宏展』についてでした。
大劇場公演の上演組が変わるごとに柴田作品の掲示内容とダイジェスト映像の内容が変わる様です。
2020年7月13日の宙組千秋楽まで継続の企画展となるようなので、気になるかたは是非宝塚歌劇の殿堂に行ってみてくださいね~!
第18回企画展「柴田侑宏展」
■会場:宝塚大劇場内 宝塚歌劇の殿堂3F(企画展ゾーン)
■日程:2020年1月1日(水・祝)~7月13日(月)5組公演期間中
[雪組公演期間展示]2020年1月1日(水・祝)~2月3日(月)(終了しました)
[星組公演期間展示]2020年2月7日(金)~3月9日(月)
[花組公演期間展示]2020年3月13日(金)~4月20日(月)
[月組公演期間展示]2020年4月24日(金)~6月1日(月)
[宙組公演期間展示]2020年6月5日(金)~7月13日(月)
引用:宝塚歌劇の殿堂HP
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