皆さま、ご機嫌いかがですか?砂山(@sunayama373)です。
宝塚観劇の必携アイテムといえば
オペラグラス!
オペラグラスとは、劇場などで舞台を鑑賞する際に拡大視するために使用する小型の「双眼鏡」のこと。もともとはオペラハウスでの鑑賞に使用されていたことから「オペラグラス」と言われているのだそうです。
宝塚ファンのみなさんはもちろんマイオペグラをお持ちですよね!
またファンになりかけている方や、宝塚ビキナーのみなさんにとっては、オペラグラスの購入を迷われている方も多いのではないでしょうか。
オペラグラスは、いいですよ…。
私はずっと使わない派だったのですが、ご贔屓が付けている髭見たさにファン歴16年目にしてついに購入しました!唇のすぐ上に髭をつけてる場合、肉眼では確認しにくいですから!
今回は、おすすめのオペラグラスや選び方・使い方などを書いていきたいと思います!
【オペラグラス関連記事】
宝塚観劇におすすめのオペラグラス(双眼鏡)はこれ!
家には倍率違いを含む5つのオペラグラスを持ち、購入の際にはヨドバシカメラの双眼鏡コーナーに1時間以上滞在し、10個以上のオペラグラスを見比べた私が選んだ、これは皆さんにおすすめできる!と言えるオペラグラスは
Kenko ウルトラビューH 8倍 21口径(8x21DH FMC-RD)
でございます!!!
私にはKenkoのオペラグラスがあっているようで、上記の8倍を買う前に購入した10倍のオペラグラスもKenkoでした!
選んだポイントとしては、
- 主に使用する場所が宝塚大劇場だから倍率8倍のもの
- 店頭で見比べた他のものに比べて断然視野が明るかった!!←超重要
ですね。
ではこのオペラグラスに行きつくまでの選び方のポイントなどをまとめていきますね!
オペラグラスの選び方:どの倍率のオペグラを使う?
オペラグラスには『倍率』があります。
48.25倍(宝塚音楽学校最高合格倍率)はありませんが、だいたい大劇場クラスの劇場で使うとなると選択肢は『8倍』か『10倍』でしょう。
『8倍』と『10倍』なら、そりゃ大きく見えるほうがいいんじゃないかと思われる方もいるかも知れませんが、そこはやはり一長一短です。
倍率8倍のオペラグラスの見え方
『8倍』は1階A席あたりで使うと、ジェンヌさんの全身を捉えることができるくらいの見え方ですかね。
]肉眼とオペラグラス越しの画格のギャップは少ないから私は見やすいです。
表情もしっかりわかりますよ^^
ただやっぱり10倍に比べると小さいのは小さい。
具体的に言うと、1階S席以降だと『8倍』でも涙を確認するのは見えるか見えないか微妙なところ(視力による)・・・!
1階S席でも前の方だとの迫真の涙もほとばしる情熱(汗)も見えると思います・・・!
倍率10倍のオペラグラスの見え方
『10倍』は1階で使うと、ほんとにスカステやDVDで収録されたようなアップを楽しむことが出来ます。
が、手ブレが割りとキツイです。自分自身のわずかな手の動き、呼吸が全部手に振動として伝わってるみたいで割りとガクガクします…。
ひどい方は酔ってしまうかも・・・!
ただ、舞台から遠くなる座席の場合は10倍も非常に重宝します。
2階席、特にB席あたりで使うと、1階で『8倍』を使うくらいの見え方になります。
ですが、倍率が変わってるわけではないのやはり手ブレは起こりますねー。
オペラグラス倍率のおすすめは?
おすすめの倍率は、【8倍】です!
とりあえず8倍のオペラグラスを1つ持っておけば宝塚大劇場でも宝塚バウホールでもシアタードラマシティでも快適に観劇できます^^
ただ、宝塚大劇場でもB席観劇が多い方や、梅田芸術劇場メインホールの3階、博多座の3階などで出演者の表情をはっきり確認したいのであれば、【10倍】も用意しておくことをおすすめします!
オペラグラスの選び方:明るさが結構大事
オペラグラスには「明るさ」って概念があって、オペグラのスペックにも数字で表記されています。
8×21 の21の方が明るさの数字です!大きくなればなるほど明るくなります。
観劇用なら21か25くらいがおすすめ!
基本的に倍率が上がると視野が暗くなっていくのが普通みたいです。
バードウオッチングなどでも使える屋外用だと、明るい場所で使用するので元から明るさ数値があまり高く設定されていなかったりするので要注意です!
かといってあまりにも明るさの数値が高いものを選ぶと今度は眩しすぎて目が疲れます^^;
天体観測用だと、明るさ数値がすごく高い!
我々もある意味スターを見るんですけどね!
誰が上手いこと言えと。
高倍率でも明るさ数値の高いものを選べばブルーレイのご贔屓アングル並みに楽しめますよ!
オペラグラスの選び方:接眼部分の形状もチェック!
オペラグラスによっては、目に当たる部分の形状が違うものもあります。
上の画像一番左のプラスチックのものは正直お勧めしません。
目とレンズの距離が近いしまぶたでオペラグラスを固定できないのでどうしても不安定になります。
選ぶなら、接眼部分がシリコンで、まぶたに押し当ててオペラグラスを固定できるものを選びましょう!
大劇場のレンタルオペラグラスの倍率は?どこで借りられる?
宝塚大劇場と東京宝塚劇場ではオペラグラスのレンタルもしています。
100週年イヤーから、大劇のオペラグラスも新しくなりました!
なんとオペラグラスも5色の組カラーに!
そして、公演中の組の色のオペラグラスを貸してくれるようになったのですよ!!!
この時は雪組公演中だったので『緑』が貸し出されておりました!
コンパクトで使い勝手のよいオペラグラスです。
宝塚大劇場レンタルオペラグラスが借りられる場所は?
大劇場のレンタルオペラグラスが借りられるのは、大劇場改札(チケットを係りの方に見せるところ)を入ってすぐ左にあるインフォメーションカウンターです。
そちらで「オペラグラス貸してください!」と言いましょう^^
貸出料は500円と保証金5000円です。
5000円はオペラグラス返却時に返ってきます(何故かピン札で返ってきます。最近はピン札じゃないときもあります。)
宝塚大劇場レンタルオペラグラスの倍率は?
倍率は【8倍】。
やっぱり劇団も大劇場で使うなら8倍がいいと思っているんだな…!
宝塚公式のキャトルレーブで販売しているオペラグラスも【8倍】ですしね!
レンタルしているタイプのオペラグラスは残念ながら買い取ることはできません・・・!
売ればいい・・・!
レンタルして使い勝手がいい!これほしい!という方は、ビクセンのアリーナH8を買いましょう。同じものなので!
でもやっぱり宝塚大劇場の文字入っててほしいよね…!
ちなみに、宝塚大劇場では【レンタルオペラグラス】ではなくて【貸双眼鏡】とアナウンスされています!
大劇場ではご親切に使い方の手引を配布してくれています・・・!
左右のピントの合わせ方など、慣れてないとややこしいですからマイオペラグラス持ってる人もこれは嬉しいんじゃないでしょうか!!?
私なりにもオペラグラスの使い方を解説してみますね!
オペラグラスの使い方
軽くオペラグラスの使い方についても触れてみたいと思います。
オペラグラスの使い方1:カバーを外す
オペラグラスにもよりますが、レンズや接眼部分にカバーがついているものもあるので、外しましょう。
そのまま覗いて「何も見えん!壊れた!」ってあるあるですよね。
ねーよ
オペラグラスの使い方2:接眼部分をくるっと回す。
これはやる必要のあるオペラグラスと、ないオペラグラスがあります。
大劇場でレンタルしているタイプのものは、接眼部分をくるっと回すと、シリコン部分が飛び出します。
こうすることで、目とレンズの距離が一定に離れるのでレンズが曇りにくくなるし、まつげが邪魔になりにくくなります。
なんか黒いものが写り込むなぁと思ってたら自分のまつ毛だった!ってあるある。
それはある。
眼鏡をかけている方は、シリコン部分を回しださない方が見やすいですよ!
シリコン部分が動かないものの場合は、そのまま使ってOK!
眼鏡をかけている方は、そのシリコンをひっくり返して使いましょう!
オペラグラスの使い方3:ピントの合わせ方
オペラグラスはほとんどの場合、ピントを合わせる箇所が2か所あります。
オペラグラスのピントの合わせ方:左目で合わせる
オペラグラスを覗き、右目を閉じて左目だけでみます。
オペラグラスの真ん中についているクルクルでピントを合わせていきます!
これで先に左目のピントを合わせていきます。
オペラグラスのピントの合わせ方:右目を合わせる
上の画像を見ますと、接眼するシリコンのすぐ下に小さなレバーがついてます。
このレバーで右目のピントを合わせます。
レバーのついている方の目で覗き、もう片方の目は閉じてレバーをピントの合う位置に動かしてください。
両目で真ん中のクルクルだけでピントを合わせるだけではピントが甘くなってしまうのでご注意を!
オペラグラスのピントの合わせ方:開演前に一度合わせておく
公演が始まってから一から合わせていては、幕開き直後のスターの表情を見落としてしまうので、ある程度開演前にピントを合わせておきましょう。
私はいつも開演前は緞帳に書いてあるスポンサー様のお名前でざっくりピントを合わせています!
高砂熱学工業様、いつもお世話になっております!
S席・A席・1階席でもオペラグラスって使うの?
大体オペラグラスってどの席に座るときに使うんだろうと、初心者の時は迷うかもしれません。
結論から言うと、SS席でもオペラグラス使うときもある!
舞台までの距離とオペラグラス
宝塚大劇場といえば日本にある劇場の中でも割りと大きい方です(ざっくり)。
舞台の間口は23.6m。奥行きは17.6mあります。
で、だいたいざっくりと座席表みてA席までの距離を割り出してみました!
1階A席の一列目までで舞台一番前から大体24メートルくらいです。
うん、割りと遠いんだよね(ざっくり)
私は大劇場だと中通路前後で観ることが多いから、大体20mくらいのところから観ると仮定します。
で、舞台の奥行きが10mほどでしょ?
私の視力が1.0(コンタクト有)
1階だとね、まだ口の動きはわかります。ただね、やっぱり表情とかしっかり見たいじゃない!
リピートする時は特にね!贔屓ばっかりオペラガン見で追いかけたりしたいじゃない?
小さな小芝居も、ミスった時に顔に出ちゃう表情も見逃したくない!
しかも、トップスターじゃない生徒を観たいときは、さらに舞台の奥の方にいることが多いから、基本的に座席から30メートルは離れているところを見るってことになるんですよ。
なのでS席やSS席でも、舞台のどこを見るかによってはオペラグラスでないと見えにくい部分あります。
S席の上手端の席だと、下手の方が見えにくいし、SS席でも大階段の一番上の下級生をチェックしたいときは、オペラグラスがあるとしっかり確認できます…!
全体見たい派の方は1階S席だと、オペラグラスは必要ないかもしれません。
全体を見れるのも生の舞台を観劇することの醍醐味ですからね!!
私の友人は「全体も見たいけど、同じタイミングで贔屓のアップが見たい!!」と試行錯誤して、片目オペグラ片目肉眼の観劇スタイルを確立したツワモノがいますよ…!そういう方法を見つけ出すのも醍醐味かと。
私の場合は、舞台から近い席の場合でも念のため膝の上にはオペラグラスをスタンバイしておきます!
あと、パレードで拍手もしたいけど満面の笑みで降りてくる生徒さんたちも見たい!って方。
コレしかないでしょ↓
メガネにオペラグラスついてる最強のオペラグラス。
タカラヅカニュースでも取り上げられて話題になりましたね。
これ、まだ使ってる方お見かけしたことないんだけど、正直どんな感じなんでしょうね!気になる…!使ってる方いらっしゃったら感想聞かせてください…!
まとめ
というわけで今回は「オペラグラス」について書いてみました。
- 大劇場でのおすすめは倍率8倍のオペラグラス!
- レンタルオペラグラスも使い勝手がいいよ!
- ピント合わせは2か所!開演前に合わせよう!
- SS席でもS席でもA席でもB席でも、自分の見たい人・見たい場所に合わせてオペラグラスを使おう!
自分にあった楽しみ方を見つけて、よい観劇ライフを・・・!
コメント
コメント一覧 (2件)
本当に助けました、ありがとうございました。じゃ8倍買ってます
ヤンさま
コメントありがとうございます!
お役に立ててよかったです^^