皆さま、ご機嫌いかがですか?すなやまです。
チケットぴあの新サービス「Cloak」が発表されました。
宝塚のチケットだけでなく、チケット業界にとって許しがたい転売屋。
このテンバイヤーに好き勝手させない施策としての「Cloak」かと思われます。
今回はこのサービスについて見ていきましょう。
クロークでの分配方法はチケットぴあの「クローク」でチケットを分配してみたよ。案外簡単にできた!をご覧ください。
分配チケットの受け取り方はぴあの「クローク」で分配されたチケットを受け取る方法!をご覧ください。
「Cloak」とは…
まず「Cloak」とは一体どういったサービスなのか。詳しくはチケットぴあ公式HPに記載がありますが、分かりやすく引用してみます。
Cloakとは、チケットぴあでご購入したチケットを「引き取り」「分配」「リセール」できるサービスです。
引用:チケットぴあ【重要】サービス変更のお知らせ
チケットぴあで購入したチケットは発券するまでは「Cloak」で管理して、発券する際にいろいろできるよってことみたいですね。(意訳)
では一つずつ…
<引き取り>
Cloakサイト内にあるチケットの引取方法を選択することができます。
「セブン-イレブン」「ファミリーマート」「ぴあ店舗」等の選択が可能です。
※公演や時期により引取方法が限定される場合があります。引用:チケットぴあ【重要】サービス変更のお知らせ
これは単純に便利ですね。
私はぴあでチケットを買う時はだいたいコンビニ引き取りを選択します。郵送だと受け取りがなかなかうまくいかなかったりするしね。
で、だいたい仕事場近くのサークルKで受けとることが多いのですが、仕事の都合でなかなか受け取りに行けなかったりするんですよね。家の近くにはセブンイレブンしかないし、公演日程は迫ってくるしで、ちょっと焦ったりしちゃいます。
これからは、発券前のチケットは「Cloak」で管理されてるので、発券前にどこのコンビニで発券するか選べるようになるんですね!便利!
だがしかし、サークルKサンクスでの発券サービスは店舗減少のため終了とのこと!まじかよ!
でも、自分から1番近いコンビニで発券できるのはいいですね!
<分配>
Cloakサイト内にあるチケットを1枚単位から別のぴあ会員に引き渡しができるサービスです。
※公演や時期により分配が制限される場合があります。
※分配はチケットの引き渡しのみを行うものであり、金銭のやり取りは行えません。
お支払いは従来通り、チケットぴあサイトでご購入操作を行ったお客様がチケットのご購入枚数分をお支払いいただきます。ご購入枚数の一部のみをお支払いいただくことはできません。引用:チケットぴあ【重要】サービス変更のお知らせ
これはぴあ会員同士なら、チケットを手渡しすることなくCloak上で渡すことができ、もらった人のタイミングで発券出来る仕組みのようですね。
これもなかなか会えない友達とかにチケットを渡したいときにはいいかも。
ネット上外で高額金銭のやり取りが行えるのでは?との意見もあるけど、基本身バレしている者同士になるので、抑制はされるのではないかな。
転売サイトは、身元を出品者に晒さずに取引できる様になったことから、どんどん問題が加速していった感あるし。一昔前に戻った感じなのではないでしょうか。
<リセール>
購入した公演にやむを得ず行けなくなった場合にそのチケットを希望する方に定価にて再販できるサービスです。購入したチケットを1枚単位からリセールを行うことができます。
※一部の公演ではリセールをご利用いただくことができません。引用:チケットぴあ【重要】サービス変更のお知らせ
こういうサービスを公式やチケット販売業者がやってくれるのはありがたいね。
転売目的じゃなくても、本気でいけなくなった時や知り合いに譲りあてがない時にSNSを使ったりして募るのもいいけど、いっぱいDM飛んできたりしたらお断りするのも心苦しいし、譲った相手が転売しない保証もないしね。買ったところで次の買い手が見つけられるんならチケットも次の購入者の名義になるだろうし、いろいろ余計な心配する必要無くなるもんね。
しかも今まではいっぱい取れちゃったチケット、リセールしようと思っても買った枚数そのまま出さないといけなかったのが、自分の分は手元に持ったまま、純粋に余っている分だけリセール出来るんだからなお良いですね。
逆に今までできなかったんだね…。
サービスの変更は2018年4月18日(水)からの様です。
変更前にゲットしたチケットは、この日までに発券しておくのがややこしくなさそうですね。
サービス内容の全貌はこちら
⇒チケットぴあ公式HP
転売サイトの利用はやめましょう
一時期はすごい転売サイトや転売ヤーたちが横行していたけど、まだサイト自体は残っているところもあるようですね。
逮捕者もでたってことで利用者はかなり減っているようですが。
正規にチケットがしっかり出回るようにするため、転売サイトの利用はやめましょう。
大劇場の改札もQRコード導入
2018年4月宙組公演から宝塚大劇場の改札(もぎり)もQRコードを導入しました。
これでチケットがどこから誰名義で発券されたものなのかデータとして取れる様になっているんだと思う。くわしくは知らないけど、つまりは、悪いことをしたら足がつく様になったんだなと言うことはわかるね。
ジャニーズや劇団四季はもう結構前からやってたらしいけど、宝塚は独自のチケット流通文化があるから、チケットの管理体制でうまくやっていけるポイントを探すのに時間がかかったんだろうなぁ。
宝塚名物?サバキはどうなの
宝塚大劇場に観劇に行くと、大体ゲートの前にチケット持って立っている人がいて、その貰い手を探している様子がみられます。俗にいうサバキ。逆に財布を持ってゲートに立っている人はサバキ待ちって言われます。
このサバキ行為も劇団公式には難色を示しているようで、定期的にやめてくださいアナウンスが出されています。
たまに宝塚警察の方が様子を見に来られたりもしていますよね。
基本サバキは定価以下でのお譲りという暗黙のルールみたいなものがあります。
これがまた何十年もこの文化でやってきていることだから、取り締まるってのがなかなかできないんだろうなぁ。
チケット救済サイト「おけぴ」も昔からあるけど、これも定価以上の取引は禁止だから敵発されたりはしていないのかな?
個人的には定価以下の譲渡や交換などはいいんじゃないかなと思います。あくまで個人の見解ですが。
利害が同価値で一致しているならね。
厄介なのが、たまーにサバキの中にダフ屋がいること。こいつは許すまじだわ。
まとめ
チケットぴあのシステム「Cloak」で転売が完全になくなることは難しいと思うし、悪いことを考えるやつは考えるから、転売が消え去ることはないと思うけど、かなりの抑止効果は出るんじゃないかなと思います。
あとは観劇したい側の人間の「転売からは絶対に買わない」という強い心を持つことで、正規にチケット入手出来る人が一人でも増えるような環境を作らないといけないですね。
観客もカンパニーなんだな。(急に何)
では!
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