皆さま、ご機嫌いかがですか?砂山です。
次回の宙組大劇場公演『異人たちのルネサンス』の一部の配役か発表されました。
オリジナルミュージカルの場合、一部の配役が発表されたところで、誰やねん!となりますが、今回は歴史上の人物なので知っている名前が!
ちょっと調べてみたいと思います。
一部の配役
改めて、配役を見てみましょう。
宙組公演 『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』『異人たちのルネサンス』
出演者・一部の配役決定レオナルド・ダ・ヴィンチ 真風 涼帆
カテリーナ 星風 まどか
ロレンツォ・デ・メディチ 芹香 斗亜引用:宝塚歌劇公式HP]
先にあらすじが出ていたから、歴史上の人物とは関係ないかもしれないけども、まどかが演じるカテリーナという女性は、ダ・ヴィンチの母親の名前でもあるんだね。どっかでリンクしてくるのだろうか…。
ききちゃんが演じるロレンツォはダ・ヴィンチのパトロンってところかと思うと、どことなく
will in the world!
で、みんな気になるダ・ヴィンチの同性愛疑惑。弟子と関係があったとかなかったとかで、その弟子たちを誰がやるのかも気になるところですね。
てか真風そんな役どころばっかだな。似合うからいいけど。
田渕先生には期待している。
田渕先生の作品は個人的には大好きです。
田渕先生が宝塚が好きで入ったのかとかは知らないけども、実に堅実に、そしてよく計算されて芝居を作っている気がする。
『王妃の館』は割と長い小説を要点だけ掴んできっちり1時間半のコメディに仕上げたし、『SANCTUARY』『相続人の肖像』も登場人物それぞれのストーリを破綻無くしっかり描いていた。
あと、私が一番いいなって思うのは、田渕先生は生徒の演技に対してしっかり要求ができる演出家だと思う点。知らんけど←
宝塚の演出家って、演出はできても演技指導できる先生が結構少ないと思うの。演技に関しはほぼ生徒任せなところがあるなとよく感じるし。
けど、田渕先生の世界観を表現するには、俳優の演技がしっかり演出家の要求どおりに流れていかないと表現しきれないと思うんだよね。
『SANCTUARY』『相続人の肖像』なんかは正にそんな芝居だった。ずんちゃんなんかはそこまでお芝居が上手い方ではない(と思う)けど、しっかり芝居が成立していたもんな。田渕いい仕事するなと思った。演技が俳優によって流れにのり物語が語られている。
正直宝塚のミュージカルはそこまで俳優が演技の主導権を握らなくても、途中で歌とかダンスとかでごまかすことができるんだけど、それをしていないんだよね、田渕先生の作品は。
田渕先生は細かい芝居にうるさいって誰かがCSか何かでいってたけど、そういうとこもちゃんと田渕の世界の流れの一つで、それをやらないと物語が物語られない様になっているんだろうな。
田渕先生は確か大阪芸大出身でしょ?大学で演劇を学んだ強みなのかなぁ。
おわりに
まだ天は赤い河のほとりもWSSも終わってないけど、異人たちのルネサンス、楽しみになってきました。
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