宙組10月大劇場公演発表

砂山です。
宙組の10月大劇場公演の演目が発表されました。
-本朝妖綺譚-
『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』
作・演出/大野 拓史
<特別出演>・・・(専科)松本 悠里
ミュージカル・プレイ
『異人たちのルネサンス』—ダ・ヴィンチが描いた記憶—
作・演出/田渕 大輔

個人的には大野先生の日本物ということだけでテンション上がっております。
大野先生、ショーは初めて手掛ける様ですね。日本物のショーといえば、最近では花組の『雪華抄』がありましたが、やっぱりまだまだ馴染みがないってのが本音です。
一時は大劇場で日本物をやるとお客が入らないとかで、作家が日本物を作りたくても作らせてもらえない時期もあったとか。世に言う「歌劇たて読み事件」(勝手に言ってるだけ)ですね。
あれから月日は過ぎて、100周年以降芝居もショーも日本物が上演される機会が増えているような気がします。
大野先生には日本物作り続けてほしいな。
さて、宙組ではとして日本物の上演は『美しき生涯』以来7年ぶり。日本物ショーの上演に関しては創立すぐの香港公演『夢幻宝寿頌』以来、実に20年ぶりの上演になりますね。
真風氏は星組時代に台湾公演『宝塚ジャポニズム ~序破急~』で経験済みとはいえ、組子のほとんどが日本物ショー初体験になるわけで…!みんながんばって…!
とはいえ、こういう事態にも対処出来るよう劇団には日舞のお稽古や宝塚舞踊会など、生徒が日本物離れし過ぎない機会をもうけているのでしょう。個人で日舞のお稽古に通ったりして名取になってる生徒もたくさんいるしね。まじで生徒さんの勉強熱心な姿勢には敬服いたします…!
そして田渕先生のお芝居。
田渕先生といえば、記憶に新しい『王妃の館』で大ヒット(個人的にはクリティカルヒット!)を飛ばした若手演出家のお一人ですね。今回も大いに期待!
『王妃~』の時は、生徒の使い方が適材適所で個性を活かす演出をつけてくれる先生だなぁと思った記憶があります。
たしか『相続人の肖像』も田渕先生かな?あのときも感じましたが。(かなこの使い方が神がかってたな)
小さな笑いを取る細かい部分にもこだわりもって演出をつける先生だとか、たしかずんちゃんあたりが何かの番組で話してたけど、その細かいこだわりが『王妃~』のようなコメディにはドンピシャだったんでしょうな。
あらすじを読んでも「なんか面白そう」と思える文章構成で、お話を組み立てるのがとても上手い先生なんでしょう。『王妃~』の話も原作からのリメイクがスムーズだったしね。
ただ、『王妃~』終盤の3人サス中で唐突に歌う市民ミュージカルのような演出は要らんで!(市民ミュージカル出身だから余計感じた笑)
とにかく、10月もとても楽しみになって参りました!
まずは3月!通うぞー!

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この記事を書いた人

砂山のアバター 砂山 宝塚歌劇愛してる

宝塚ファン歴研20になりました。

観劇の感想や生徒の魅力、宝塚ファン初心者さんがもっと知りたいことなどを、私の知ってる限り発信していきたい!

宝塚について一緒に語ってると楽しいなコイツ!ってところを目指しています…!

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